【はじめに】
3月初めに雪の残る飛騨高山・白川郷を2泊3日で訪れました。飛騨高山・白川郷へは2014年9月に訪れて以来の再訪です。さらに今回は映画『君の名は。』の舞台になった飛騨古川へも足を延ばしました。この記事では、3日目の飛騨古川散策について書いていきます。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: 新宿-高山-白川郷
* 1日目: 白川郷散策
* 1日目: 白川郷散策(夕景・夜景)
* 2日目: 白川郷散策(朝の散歩)
* 2日目: 高山散策①
* 2日目: 高山散策②
* 2日目: 高山散策(夕景・夜景)
* 3日目: 高山朝市
* 3日目: 飛騨古川散策[今回の記事]
【旅行日】
2017年3月4日−6日
【本編】
2泊3日の飛騨高山・白川郷旅行シリーズの最終回です。高山朝市見学後は、飛騨古川まで足を延ばしました。
飛騨古川駅
高山からJR高山本線の富山方面の普通列車に乗って約20分、飛騨古河駅に到着。
駅舎では飛騨牛のマスコットキャラクター「ひだくろ」がお出迎え。
そして飛騨古川が舞台になった大ヒット映画『君の名は。』のポスターを早速発見。
飛騨古川駅のホームを渡る跨線橋からの眺め。
映画でも同じカットが使用されていて、映画では「特急ワイドビューひだ」が停車していました。列車を交えたカットは帰りに撮ることにします。
駅前の観光案内所で周辺地図を手に入れて、飛騨古川散策のスタートです。
起し太鼓の里 飛騨古川まつり会館
まず訪れたのは、「起し太鼓の里 飛騨古川まつり会館」
古河祭りは毎年4月19日と20日に行われ、2016年12月に古川祭の起し太鼓・屋台行事が高山祭の屋台行事と共にユネスコ無形文化遺産に登録されることが決定しました。
飛騨古川まつり会館では、祭りで使用される屋台の展示などを行っています。以下、中の様子です。
このほか古川祭りを紹介した3D映像の上映も行われていました。
円光寺
お次は円光寺。
円光寺は浄土真宗、西本願寺派のお寺。毎年1月15日に行われる飛騨古川の冬の風物詩「三寺まいり」の時に巡拝する三つのお寺の一つです(→残りの二つもこの後回ります)。
以下、円光寺のスナップ。
また円光寺は飛騨古川の有名観光スポットである瀬戸川・白壁土蔵街に隣接しており、円光寺に瀬戸川・白壁土蔵街を交えてのカットがガイドブック等に頻繁に登場します。
蕎麦正 なかや
そろそろお昼にします。「蕎麦正 なかや」という手打ち蕎麦のお店に入りました。
店内の様子。
えごまそばを注文。
飛騨古川さくら物産館
お昼の後は飛騨古川さくら物産館に立ち寄ってみました。
飛騨の工芸品やお土産を扱うほか、組紐の体験もできます。
また「君の名は。」のパネル展も開催中。
こうして見ると、映画の感動が蘇るかと。
もっとも自分は映画を観ていませんが(←オイw)。
真宗寺
飛騨古川さくら物産館を後にして、そのすぐ近くにある真宗寺に立ち寄りました。
先ほどの円光寺のところでも触れた「三寺まいり」で巡拝するお寺の一つです。
本光寺
そして「三寺まいり」の最後が、こちらの本光寺。
木造建築では飛騨地域で最も大きく、市内随一の存在感を誇ります。
瀬戸川と白壁土蔵街
映画『君の名は。』の大ヒット以降、映画のロケ地を巡る「聖地巡礼」も盛んに行われていますが、飛騨古川の一番の観光スポットといえば、これから回る瀬戸川沿いの白壁土蔵街かなあと。
約500m続く白壁土蔵街には碁盤のような町割りや古い町家が今も残ります。
瀬戸川には1,000匹余りの鯉がいるのですが、残念ながらこの時期は越冬のため、別の池に引越しをしているそうです。
先ほど回った円光寺もこの界隈に。
冬場でかつお天気も曇りなので、少し寂しいですが、それでも雰囲気の良さは感じることができました。
壱之町珈琲店
一応これで飛騨古川散策で回ろうと思った場所はすべて回ったので、残りの時間はまったりと。
「飛騨古川でよさげなカフェはないかな?」とググって目に止まったのが、こちらの壱之町珈琲店。
お店の中の様子。
窓際の席に座れば、格子窓越しに通りを眺めることができます。
ココアを注文。
お店のインテリアや流れるジャズなど雰囲気が気に入り、思わず追加でジンジャーミルクを注文。
旅行から戻ってから知りましたが、過去にはサッカー元日本代表の中田英寿氏もこのカフェを訪れ、雑誌でここのメロンパンを激賞してたとか。
飛騨古川駅
帰りの時間が近づいてきたので、飛騨古川駅に戻ってきました。
飛騨牛のマスコットキャラクター「ひだくろ」を再び。
駅の待合室。
ホームには飛騨古川始発の電車が停まっています。
飛騨古川駅のホームを渡る跨線橋からのカット。
記事の前半でも触れた通り、映画『君の名は。』でも同じカットが使用されていました。ただ、映画では左側の2番ホームに列車が停車していましたが、ここでは右側の1番ホームに。
駅前のタクシー乗り場も映画で出てきたと聞き、撮りました。
帰路へ(飛騨古川駅〜バスタ新宿)
2泊3日の旅行も終わり、東京に戻ります。
新宿~飛騨高山線の高速バスには飛騨古川始発の直行便(飛騨古川-飛騨高山-新宿)もあるため、それに乗ります。
とここで、行きの飛騨高山での乗り継ぎに続いて(関連記事)、ちょっとしたトラブルが(?)。Webで購入したチケットを見せて乗り込もうとしたところ、運転手から「飛騨古川から飛騨高山までは別途210円かかります」と請求されました。最初は「あ、そうなんですか」と払いそうになりましたが、すぐに「いやいや、飛騨古川から新宿までのチケットを購入しているのに、そんな訳ね〜だろ」と思い「濃飛バスの予約センターに電話で確認させて下さい」と言ったら、運転手は「すいません、勘違いしていました。Webのチケットはわかりづいらいんですよね〜」と意味不明な言い訳をして撤回しました。飛騨古川から乗車したのは自分だけで、お金も運賃箱とかではなく直接徴収しようとしていたので、「この運転手勘違いとかではなく、ほぼ間違いなく騙す気だっただろw」と怪しんでいます(注:飛騨高山〜新宿間の片道運賃は6,690円に対して飛騨古川〜新宿間の片道運賃は6,900円なので、飛騨古川〜飛騨高山間の料金を別途請求されるのは「あり得ない」と断言できます)。
こんなハプニング(?)もありましたが、バスはほぼ定刻通りに新宿に着きました。以下、バスタ新宿周辺で撮った写真です。
2年半前は帰りのバスが渋滞に巻き込まれて終電を逃し、新宿からタクシーで自宅に戻る羽目になりましたが、今回は余裕をもって帰宅できました。
【まとめ】
という訳で、「君の名は。」の舞台にもなった3日目の飛騨古川散策の記事でした。
行きと帰りそれぞれの濃飛バスのトラブルは置いておいてw、今回の旅行全体を総括すると、2年半ぶりに訪れた飛騨高山・白川郷はやはりいいですね。日本の観光地の中でも、飛騨高山のさんまちや白川郷の合掌造り集落は「その土地ならでは」の風景で、かつ四季折々で異なる景色を楽しむことができます。
さて9回に渡って書いてきた飛騨高山・白川郷シリーズはこれにて終了です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。次の旅行は計画済みで、ゴールデンウィーク直前の4/27(木)〜30(日)に台湾の首都、台北にちょっくら行ってきます。ゴールデンウィーク期間中に比べて結構リーズナブルな値段で飛行機・ホテル共に手配できたので、ついポチってしまいました。次の更新まで少し間が空くと思いますが、台湾(台北)旅行から戻ってきたら写真を整理して記事にしていきますので、引き続きご覧頂ければと思います。
[地図]
[関連リンク]
飛騨市公式観光サイト「飛騨の旅」
飛騨古川まつり会館
飛騨古川さくら物産館
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