【はじめに】
kosuです。12月中旬にマカオへ行ってきました。前半はマカオ半島の世界遺産を、後半はコタイ地区のメガリゾートを回りました。この記事では、2日目の聖ポール天主堂跡、モンテの砦、ラザロ地区、ギア要塞などについて書いていきます。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: 港珠澳大橋経由でマカオへ
* 1日目: リスボア周辺(ライトアップ)
* 2日目: ペンニャ教会など
* 2日目: セナド広場など
* 2日目: 聖ポール天主堂跡、モンテの砦、ラザロ地区など[今回の記事]
* 2日目: 聖ポール天主堂跡、セナド広場など(ライトアップ)
* 3日目: サンズ・コタイ・セントラル
* 3日目: ザ・ヴェネチアン・マカオ
* 3日目: ザ・パリジャン・マカオ(ライトアップ)
* 3日目: スタジオ・シティ・マカオ(ライトアップ)
* 4日目: シティー・オブ・ドリームス
* 4日目: MGMコタイ、ウィン・パレス
* 4日目: ギャラクシー・マカオ
* 4日目: ザ・ヴェネチアン・マカオなど(ライトアップ)
* 5日目: マカオタワー
* 5日目: 帰国へ
【旅行日】
2018年12月14日-18日
【本編】
前回に引き続き、世界遺産「マカオ歴史市街地区」を回っていきます。地図で示すと、右上辺りのスポットになります。
聖ポール天主堂跡
前回の最後に訪れた大關斜巷から「聖ポール天主堂跡(Ruins of St. Paul’s/大三巴牌坊/Ruínas de S. Paulo)」にやって来ました。
聖ポール天主堂は、イエズス会によって1602年に創建された天主堂。当時としてはアジア最大のカトリック教会でしたが、1835年の火事で焼失し、教会の前壁と68段の階段が残っています。
前回のセナド広場と並んで世界遺産「マカオ歴史市街地区」を代表するスポットということで、聖ポール天主堂跡ではたくさんの観光客が記念写真を撮っていました。
建物正面部分のファサードには、精巧な彫刻が施され、4名の聖人像が置かれています(うち1人はフランシスコ・ザビエル)。
上がってきた階段を振り返るとこんな感じ。
聖ポール天主堂跡の前も「イエズス会記念広場(Company of Jesus Square/耶穌會紀念廣場/Largo da Companhia de Jesus)」として世界遺産に登録されています。
遠くには、特徴的なグランド・リズボアの建物が見えます。
聖ポール天主堂跡の裏側に回ってみます。
この時間帯は思いっきり逆光でした。
少し立ち位置をずらすと、聖ポール天主堂跡とグランド・リズボアを一緒に写真に収めることができます。
聖ポール天主堂跡を後にし、周辺のスポットを見ていきます。
まずは「ナーチャ廟(Na Tcha Temple/哪吒廟/Templo de Na Tcha)」。
ナーチャ廟は、1888年に建立された神童ナーチャを奉る小さなお寺。聖ポール天主堂跡のすぐ近くにこうした中国寺院があるのは、西欧文化と中国文化が交わるマカオらしいところかと。
こちらはナーチャ廟に隣接して、同じく世界遺産に認定されいる「旧城壁(Section of the Old City Walls/舊城牆遺址/Troço das Antigas Muralha de Defesa)」。
旧城壁は17世紀初期にポルトガル人が外敵を防ぐために築いたもので、土砂、ワラ、牡蠣の貝殻を混ぜ、木製の枠に流し込んで押し固めた「シュウナンボー」という地元の技術および材料を使用する事で、何層にも重ねて作られたそうです。
戀愛巷・モンテの砦
「戀愛巷(Travessa da Paixão)」にやって来ました。
戀愛巷は聖ポール天主堂跡のすぐ横の路地で、マカオ政府文化局が管轄する映画をテーマにしたミュージアム「戀愛・電影館(Cinematheque・Passion)」などカラフルな建物が建ち並ぶことから、近年はインスタ映えスポットとしても注目を集めています。
こちらのピンクに建物は「戀愛七號旅館(Love Lane 7 Inn)」という宿泊施設で、記念写真を撮る観光客も多く見かけました。
戀愛巷は緩やかな坂道になっており、下から見上げると聖ポール天主堂跡がほんの少し見えます。
戀愛巷から「モンテの砦(Mount Fortress/大炮台/Fortaleza do Monte)」へと移動しました。
モンテの砦は、1617年から1626年の間にイエズス会の修道士によって築かれた要塞。今回はスケジュールの関係上パスしましたが、敷地内にはマカオ博物館もあります。
遠くにはグランド・リズボアが見えるので、砲台と一緒に撮りました。
また眼下には、聖ポール天主堂跡も広がります。
ラザロ地区
聖ポール天主堂跡周辺から少し東に移動し、「ラザロ地区(St. Lazarus District/望徳堂区/Freguesia de São Lázar)」に着きました。
ラザロ地区はもとは中国人カトリック教徒が住んでいたエリアで、近年はマカオにおけるアートの発信地としても知られています。
中心となるのは「仁慈堂婆仔屋(Albergue da Santa Casa da Misericórdia)」で、レストランやアートギャラリーなどが入居しています。
こちらは地区の名前にもなっている「聖ラザロ教会(St. Lazarus’ Church/望德堂/Igreja de São Lázaro)」。元々は病院付属の礼拝堂だったそうです。
ラザロ地区の特徴は、石畳と建物。日本にはない独特の色使いで、どこを切り取っても絵になります。以下、スナップ。
ポルトガル色の強いマカオの中でも、一番ポルトガルらしさを感じることのできるエリアかもしれませんね。
結構歩いたので、ちょっとここで休憩します。ラザロ地区からもほど近い「禮記雪糕(Lai Kei Ice Cream)」というお店に入りました。
あずきのたっぷり入ったアイスクリームを食べました。
ギア要塞
世界遺産「マカオ歴史市街地区」散策最後の目的地になります。1箇所だけポツンと離れた場所にある「ギア要塞(Guia Fortress/東望洋炮台/Fortaleza da Guia)」を訪れます。
途中の風景。
今回のマカオ旅行で「マカオはバイクが多いなあ」と気づきました。
ギア要塞は高台にあり、途中上り坂が続くので嫌になりましたが(笑)、高台からはこんな風景も。
ようやくギア要塞に到着。
ギア要塞は、マカオ半島で一番高い場所(海抜91メートル)にある要塞。
敷地内にはギア教会とギア灯台もあります。
グランド・リズボアで夕食
宿泊しているホテル・リスボアに戻ってきました。
前日はどんよりしたお天気でしたので、青空のもとホテル・リスボアとお隣のグランド・リズボアを一緒に撮りました。
少し早めの夕食にします。
せっかくなのでグランド・リズボアで食事をしようと思い、グランド・リズボア内の「Round-The-Clock Coffee Shop」に立ち寄りました。
まずは飲み物から。
「Tacho(澳門特式燴雜肉)」という、チキン・ポーク・ソーセージ・野菜などが入ったシチューを注文しました。
この後は、聖ポール天主堂跡、セナド広場などの夕景・夜景を撮っていきます。
【まとめ】
という訳で、2日目の聖ポール天主堂跡、モンテの砦、ラザロ地区、ギア要塞などの記事でした。
聖ポール天主堂跡は世界遺産で、かつマカオの最も有名な歴史的建築物の一つというだけあり、見応えありました。また周辺の戀愛巷、モンテの砦、ラザロ地区辺りもそれぞれ特徴がありますし、少し離れていますがギア要塞も行って正解でした。マカオの世界遺産「マカオ歴史市街地区」は比較的集中しているので、その気になれば1日で一気に回ることができますし、回る場所を絞ってじっくり見て回るのもありかと思います。
次の記事では、2日目夜の聖ポール天主堂跡、セナド広場などのライトアップについて書いていきます。以上、kosuでした。
[地図]
1 聖ポール天主堂跡
2 ナーチャ廟
3 戀愛巷
4 モンテの砦
5 仁慈堂婆仔屋
6 聖ラザロ教会
7 禮記雪糕
8 ギア要塞
9 グランド・リズボア
[関連リンク]
マカオ観光局
マカオ歴史市街地区(マカオ観光局)
Historic Centre of Macao(UNESCO)
Grand Lisboa Macau
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