【はじめに】
東京都目黒区にある目黒雅叙園で開催中の「和のあかり×百段階段」展に行ってきました。「日本の祭り、12のあかり」というサブタイトルの通り、日本の伝統的な和を表現した素敵なイベントでした。
【訪問日】
2015年7月4日
【本編】
目黒雅叙園に着きました。
「目黒雅叙園=結婚式場」というイメージが強いですが、定期的にイベント(企画展)を行っているようです。で、「和のあかり×百段階段」というのは、昭和初期を代表する126枚の日本絵画に囲まれた色彩豊かな部屋が7つある「百段階段」に全国のお祭りに関連したイルミネーションを灯すイベントです。「百段階段」は東京都の重要文化財に指定されており、普段は写真撮影不可のようですが、このイベント期間中には撮影OKというのも嬉しい限り(但し、三脚・フラッシュは不可)。
という訳で、早速「百段階段」へ。
7つある部屋ごとにテーマが決められて展示が行われているので、それに合わせて写真を載せて行きます。
十畝の間
「江戸職人のあかり」ということで、ここには江戸硝子や江戸切子が展示されていました。また、葛飾北斎の浮世絵も展示されていました。
硝子製品については、愛媛の「道後ぎやまんガラス美術館」が思い出されます(→関連記事)。
漁樵の間
ここでは「青森ねぶた祭り」のねぶたが展示されていました。
ねぶたと言えば、4月に弘前のねぷた(→関連記事)と青森のねぶた(→関連記事)のそれぞれの施設を回ったりしました。
草丘の間
ここでは「江戸風鈴」と「アートの竹林」の展示が。
風鈴と言えば、昨年夏に川越の氷川神社でのイベントに行ったなあと(→関連記事)。
静水の間
陰翳礼讚(いんえいらいさん)をテーマに美術家・中里 繪魯洲氏が「暗闇と月」をアートで表現しています。
星光の間
ここでは造形作家・川村忠晴氏による「草木のあかり」がテーマです。
清方の間
岐阜県美濃市で毎年開催されている「美濃和紙あかりアート展」からの作品の出品です。
頂上の間
最後の「頂上の間」では、山口県山口市「山口七夕ちょうちんまつり」と柳井市「柳井金魚ちょうちん祭り」からの提灯のあかりが出品されています。
金魚と言えば、昨年夏にはアートアクアリウムで江戸金魚を見たなあと(→関連記事)。
で、最後関連グッズの販売コーナーをチラッと覗いて、会場を後にしました。
【まとめ】
という訳で、目黒雅叙園の「和のあかり×百段階段」展でした。イベントは7月3日(金)から8月9日(日)までの38日間とまだ1ヶ月以上開催していますので、東京近郊でご興味がある方は行かれてみてはいかがでしょうか?なお、今回有料スペースのみ回りましたが、別エリアのパブリックスペースには 「秋田竿燈まつり」や「仙台七夕まつり」の展示があり、そちらを見落としていたことを帰宅後気づいたので(苦笑)、自分も気が向けば再訪するかもです。
[追記]実際に1週間後、再訪しました(→こちら)。
[参考]
目黒雅叙園
「和のあかり×百段階段」展