【はじめに】
愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」を応援しに、「ゆるキャラグランプリ2015」の決戦投票が行われる静岡県浜松市にある渚園に日帰りで行ってきました。結果は惜しくも準グランプリでしたが、インターネット投票では1位になるなどアウェーの中で立派な戦いでした。
【訪問日】
2015年11月23日
【本編】
ゆるキャラグランプリとみきゃん
みきゃんは、2011年11月11日(ワンワンワンワンの日)に誕生した愛媛県のイメージアップキャラクターです。自分がみきゃんを知ったのは愛媛松山を初めて旅行した2013年12月で(→関連記事)、当時は知名度はそれ程なかったと思いますが、その愛くるしい姿に「ビビビ」ときて、それ以来ファンになりました。
そんなみきゃんですが、ゆるキャラグランプリには2012年から毎年エントリーをしており、847位(2012年)→11位(2013年)→3位(2014年)と順調に順位を上げていて、今年は「てっぺん」を目指すと宣言していました。今年7月に松山を再訪した時にはみきゃんの露出も増え(→関連記事)、また今年のゆるキャラグランプリのネット投票も序盤から中盤はみきゃんが首位を独走していたことから、自分も「今年は念願の1位になるだろう」と思っていました。ところが、終盤になって今年のグランプリ開催地である静岡県浜松市のご当地のゆるキャラ「出生大名家康くん」が猛烈に追い上げ、遂には逆転されてしまい、ネット投票が締め切られる1週間前に票数が非公表となり、その時点で約37,000ポイント(票)の差がついていました。しかも、最終順位はネット投票に現地での投票を加味したものとなり(→今年は現地での投票はネット投票の1.5倍に相当)、どう考えても現地の決選投票は地元の家康くんが圧倒的に有利だろうと思い、ネット投票数がブラインドになった段階では、正直これはもう勝負あったなと思い半ば諦めていました。
しかしながら、ネット投票の票数がブラインドになって、実際に締め切られる1週間の間にTwitterを中心とするSNSでみきゃんへの投票を呼びかけるファンの声を多く目の当たりにし、「もしかしたら奇跡が起こるかも!?」という思いが芽生えて、実際にゆるキャラグランプリの会場へと足を運んでみることにしました。
いざ決選投票へ
会場に着きました。
会場の中へ。
各ブースにゆるキャラがいる中で、まず写真を撮ったのが群馬県館林市の「ぽんちゃん」。
こちらは千葉県八街市の「ぼっちくん」
お目当てのみきゃんのブースに到着しました。
小さなお子さんを中心に写真を撮る方がたくさんいます。
みきゃんにはいくつか関連キャラクターがいて、この時間帯は「松大みきゃん」と「ダークみきゃん。
地元のTV局のカメラも回っています。
みきゃんと写真を撮るために長蛇の列もできていました。
一旦みきゃんのブースを離れ、会場内を見て回ることに。
まずはイベントスペースから、浜松のアイドルユニット「H&A.」によるミニコンサート。
浜松市消防音楽隊による吹奏楽。
ご当地の家康くんの巨大なオブジェ。
ここからはしばらく各ゆるキャラのブースを見て回ります。
メニコンのメル助。
アクアクララグループのチャプリン。
2013年チャンピオンのさのまると2014年チャンピオンのぐんまちゃん。
(株)インクルーズのめんトリ。
日本循環器学会禁煙推進委員会のすわん君。
うなぎいも協同組合のうなも。
浜名湖自動車学校のハマッピー。
民主党の民主くん。
神奈川県座間市のざまりん。
ざまりんは昨年座間市のひまわり祭りで見ているので(→関連記事)、二度目です。
再びイベント会場のステージへと足と運びます。
協賛社PRタイム。
浜松徳川武将隊「太鼓部隊」。
同じく浜松徳川武将隊「葵組」。
地元浜松を中心に活動するジャズグループのたま3。
地元浜松出身の小園美樹。
再びみきゃんブースへ。こまめに衣装を替えたり、小道具を用意したりなど芸が細かいです。
まずはハッピ姿のみきゃん。
愛媛といえば、ポンジュース。
サングラスをかけたみきゃん。
花冠をつけたみきゃん。
しまなみ海道にちなんでサイクリング用のヘルメット。
ヒール役のダークみきゃんもいい味出していました。
結果発表
いよいよ結果発表です。
NHKはじめテレビ局のカメラも控えています。
司会のお二人。
ゲストには尾木ママの姿も。
まずは今回新設された「ゆるキャラ for チルドレン」部門の表彰。
プレゼンターはゆるキャラ界のレジェンドくまモン。
埼玉県深谷市のふっかちゃんが受賞しました。
続いて「企業・その他ゆるキャラ」部門の表彰に。こちらは3位の近畿産業信用組合のとらきち。
2位の東京ガスエネルギー(株)のエネライヌ。
1位は地元静岡セキスイハイム不動産(株)のしずな〜び。
そしてメインの「ご当地」部門の表彰に。10位は島根県のしまねっこ。
9位の愛知県半田市のだし丸くん。
6位の栃木県栃木市のとち丸。
4位の高知県須崎市のしんじょう君。
ベスト3の発表です。ベスト3に残ったゆるキャラは、先ほど「ゆるキャラ for チルドレン」部門で1位になったふっかちゃん、地元浜松の家康くん、そしてみきゃんです。
最終結果発表の前にまずはインターネット投票の結果が発表され、そこでは何とみきゃんが逆転して1位になっていました。そして最終結果は、会場での決選投票(1.5倍にカウント)を加味したポイントで決定されます。
3位は、ふっかちゃん。
2位は、惜しくもみきゃん。
1位は、会場での決選投票で再度逆転した地元の家康くん。
本当は最後まで見たかったのですが、既に予定終了時刻をオーバーし、帰りの新幹線の時間が迫っていたのでダッシュで家路に。
お土産
ちなみに、会場での決選投票でみきゃんに投票したら、こうした品々をもらいました。
【まとめ】
という訳で、「みきゃん」を応援しに「ゆるキャラグランプリ2015」へ行った記事でした。正直結果については残念ですが、インターネット投票1位という発表には会場内の観客の多くもブラインド前の結果は知っていたようで、かなりのどよめきが起き、このアナウンスを聞いた瞬間だけでも、わざわざ浜松に行った甲斐がありました。会場現地での決戦投票では地元の家康くんと10倍以上の差がついたようですが、アウェーである以上これはどうしようもないですね。
なお、来年のゆるキャラグランプリはみきゃんの地元愛媛県松山市で開催されることが決定していて、みきゃんはホスト役としておもてなしに回るということで、グランプリには出場しないことを明言しています。去年が3位で、今年が2位なので来年こそはという気持ちもありますが、決選投票で有利に働く地元開催で優勝しても100%喜びきれない部分もあると思うので、潔い決断かと思います。
さて、そんなみきゃんですが、ゆるキャラグランプリの終わった次の週末に地元愛媛松山で応援感謝パレードを行うというニュースをパレード開催の2日前に知りました。東京-松山の飛行機代は結構いい値段するのですが、もうここまで来たらこれも見てみようということで行ってきましたが、それについては次の記事で。
[関連リンク]
ゆるキャラグランプリ オフィシャルウェブサイト
みきゃんのかんづめ