【はじめに】
kosuです。2014年の紅葉シーズンから1年半ぶりに、今度は桜を見に京都を2泊3日で訪れました。中々天候が思い通りにいかない部分もありましたが、やはり京都の桜は格別で行った甲斐がありました。この記事では、3日目に訪れた嵐山(竹林の道)・伏見稲荷大社・祇園白川・建仁寺について書いてきます。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
☆1日目(1)平安神宮・岡崎疎水(琵琶湖疎水)の十石舟
☆1日目(2)蹴上インクライン・南禅寺
☆1日目(3)哲学の道
☆1日目(4)竹中稲荷社・宗忠神社・真如堂・金戒光明寺
☆1日目(5)円山公園・ねねの道・八坂の塔・清水寺(ライトアップ)
☆2日目(1)京都御苑・京都御所
☆2日目(2)本満寺・二条城・神泉苑・清水寺
☆2日目(3)東寺(含むライトアップ)・六孫王神社
★3日目(1)嵐山(竹林の道)・伏見稲荷大社・祇園白川・建仁寺[今回の記事]
【旅行日】
2016年4月5日-7日
【本編】
2泊3日の京都旅行最終日3日目です。が、この日は1日中ずっと雨(泣)。しかもかなりの雨量で、写真を撮ろうにもすぐにレンズに水滴が付着したり、レンズが曇ったりと撮影もままならない状況に。一応カメラのボディとレンズ(の一部)は「防塵・防滴」を謳ってはいますが、「このままずっと撮影していたら、そのうち壊れるかも」と思い、この日の撮影は必要最小限に(→最初に購入したソニーのミラーレス一眼であるNEX-C3は、香港でフェリーに乗船中、雨が降る中甲板で撮り続けていたらその日のうちに壊れた苦い経験あり)。
通常は1日で何百枚(場合によっては、千枚を超える日も)と写真を撮るため、ブログの記事では1日分を何回かに分けて書いていますが、3日目についてはこの記事1回で完結とします。したがって、京都の桜旅行記のシリーズととしては、今回が最終回に。とりあえず、以下、3日目に回った場所の写真をダイジェストで載せていきます。
嵐山
まずは嵐山に。
嵐山は、2014年秋にも行っています。
前回も行った、竹林の道へ。
竹林の道に行ったのは「ここだったら、竹林により雨が多少は防げるのでは!?」と思ったからですが、結論から言うと、決してそんなことはなく(涙)。この段階で「もう〜、『雨の日の京都の風情を楽しむ』なんて無理!」と思いました。
そのほか嵐山では、野宮神社に立ち寄ったり、
あぶらとり紙で有名な、よーじやカフェでまったりしました。
伏見稲荷大社
続いて訪れたのが、伏見稲荷大社。京都でも屈指の人気観光スポットですが、「天気がこんなんだから、観光客も普段よりは少ないのでは!?」と思い訪れました。が、思惑は全く外れて、「よくこんな雨の中でもこれだけの人が集まるなあ」と感心するくらいたくさんの観光客で溢れていました。
伏見稲荷大社と言えば、写真でも載せた連続する鳥居が有名で、人が映り込んでいない写真もよく目にしますが、あれ結構難しいと思います。桜の時期とは言え、平日の雨降りの日でもかなりの観光客で、人の流れが途切れることがほとんどなく、普通にアイレベルのアングルだとどうしても人が映り込んでしまいますし(1・3枚目)、人を入れないようにするには見上げる格好で撮るしかありませんでした(2・4枚目)。雨でなければ辛抱強く待って、人が通らない瞬間に撮ることも考えたのですが、いかんせん写真を撮るには「これ何の罰ゲームだよw」と言いたくなるくらいの状況でしたので諦めました。
何はともあれ、伏見稲荷大社の参拝後、近くでお昼に。にしんそばとお稲荷さんのセットです。
祇園白川
お昼の後は、祇園白川にやってきました。こちらも嵐山同様、2014年秋にも来ています。
京都の紅葉〜祇園界隈(正伝永源院・建仁寺・八坂の塔・八坂神社)
祇園白川を再訪した理由は、前回有名な巽橋付近で和服の似合う「見返り美人」のような写真が撮れて、今回もそうした偶然のシャッターチャンスがあるのではと淡い期待があったためです。
が、そのような奇跡的瞬間は起きず、数枚写真だけ撮って終わりに。
あと、祇園と言えば、有名な茶寮都路里の本店があり、ここはいつも行列ができているイメージがありましたが、何故か今回通りかかった時には並んでいる人が皆無で、待ち時間なしで入ることができたので、寄ってみることに。定番のパフェを。
建仁寺
祇園界隈ということで、フラッと建仁寺にも立ち寄りました。特に明確な目的があった訳ではないですが、行ったらウェディングフォトの撮影が行われていました。いかんせん結構な雨なので、撮る方も撮られる方も大変だったかと思うのですが、色合いを変えたら幻想的な雰囲気になったので載せてみます。
この後は錦市場や京都駅構内をブラブラしたのですが、もはや写真さえ撮る気も起きにずに、そのまま帰りの新幹線に乗って帰路につきました。
【おまけ】
最終回の記事でネガティブなまま終わるのもアレなので、今回の京都旅行に際して役に立ったサイト等をまとめて載せておきます。
そうだ 京都、行こう。
今回の京都旅行を計画する上で、最もよく利用したのが、「そうだ 京都、行こう。」のサイト。季節ごとのオススメの散策コースをマップ付きで紹介したり、歴代の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンのポスターを見ることができたりと、色々情報豊富です。今回自分が回る場所を決定する上で、このサイトの情報に負う部分が大でした。
京都・滋賀の桜情報(京都新聞)
京都の桜の各スポットの開花状況については、京都新聞のサイト内にある「京都・滋賀の桜情報」が有用でした。更新頻度もそこそこ高く、何より写真付きで紹介されているので、イメージが沸きやすいです。一つ留意点を挙げるとすれば、桜の場合紅葉以上にピークが短いため、例えば、3日前に更新された情報で「満開」とあっても、行ったら見頃が過ぎていたということがあったので、そうしたタイムラグについては考慮が必要かなと。
JR東海ツアーズ
(→すいません、リンク付きのサムネイルがうまく表示できませんでした)
今回新幹線と宿泊がセットになったフリーのプランでの旅行となりましたが、その際利用したのが「JR東海ツアーズ」。元々は、新幹線又は夜行バスとホテルを別々に手配しようと考えていました。旅行の2ヶ月前にホテルを予約しようとしたところ、平日とはいえ桜の時期の京都は既に結構埋まっており、予約可能なホテルも「このクラスでこの値段!?」と尻込みする価格に(→某有名ビジネスホテルチェーンで1泊25,000円とか)。で、方針転換して新幹線と宿泊がセットになったプランを販売してる旅行会社のサイトをいくつか比較し、JR東海ツアーズが最も品揃えがよく(→ホテル単独では既に予約で埋まっていても、予約可能なケースが結構ありました)、リーズナブルでした。結果として、新幹線(のぞみ)の指定席往復とホテル代2泊分がついて総額41,800円で、単純計算で言えば、ホテル代は1泊約7,000円となります。平日とは言え、桜の時期の京都でその値段であれば、万々歳です。
ハートンホテル京都
で、宿泊したのが、烏丸御池にある「ハートンホテル京都」。イメージとしては、小綺麗なビジネスホテルという感じです。高級ホテルのような過剰な設備・サービスはありませんが、シンプルかつ清潔感溢れる内装は好感持てましたし、ホテルの従業員の方々のサービスレベルも必要にして十分でした。また、烏丸御池の立地についても、地下鉄が2路線(烏丸線・東西線)利用でき、徒歩圏内に京都御苑や京都御所、そして二条城などがあるので、観光にも便利でした。宿泊を旅の目的の一つとして重要視するなら話は別ですが、利便性やコストパフォーマンス重視であれば、京都市内のホテルの中でもオススメかと。
JR京都駅キャリーサービス
宿泊した烏丸御池は、京都駅から地下鉄烏丸線で3駅6分とアクセスはいいのですが、やはり京都駅に着いたら速攻で身軽に観光したいですし、最終日もギリギリまで観光を楽しんでいたいのが人情というもの。そこで利用したのが、「JR京都駅キャリーサービス」。京都駅から宿、あるいは宿から京都駅へ当日中に荷物を宅配(デリバリー)してくれるサービスです。京都市内のほぼすべてのホテル・旅館等をカバーしているそうで、1回750円の料金。この値段が高いか安いかは人によって色々でしょうが、自分は対価に見合う価値があると判断し、行きと帰り両方利用しました。
【まとめ】
という訳で、京都桜旅行記その9として、3日目に回った嵐山・伏見稲荷大社・祇園白川・建仁寺の記事でした。旅行前から天気予報では最終日が雨というのは織り込み済みでしたが、観光や写真撮影に支障をきたすほどの雨とは想定しておらず、正直面食らいました。3日間全体を通じても晴れている時間帯は1/3くらいでしたが、八坂の塔の夕景など要所要所では晴れてくれたので、ひとまずは良しとしたいと思います。また、今回の目的であった桜についても、去年は弘前公園に行ったはいいものの見頃過ぎだったのに対して、今回は概ねピークに近い状態でしたので、その点はよかったかと。いずれにしても、京都はまだまだ見に行きたいスポットが残っているので、またいつか再訪したいと思っています。
以上で、9回に渡って書いてきた京都桜旅行のシリーズは終了です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!次の旅行も決まっていて、初の北陸方面として金沢に行ってきます。少し間が空くと思いますが、戻り次第記事を書くので、記事をアップしたらご覧いただければと。以上、kosuでした。