台北旅行記 その2 雨なので台北駅周辺の美術館・博物館を回ってみたよ

台北当代芸術館 アイキャッチ画像

【はじめに】

ゴールデンウィーク直前の4月末に3泊4日で台湾を旅行してきました。今回訪れたのは首都の台北とその周辺地域です。この記事では1日目の台北駅周辺の美術館・博物館について書いていきます。

【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: 台北へのフライト&鼎泰豊の小籠包
* 1日目: 台北当代芸術館・国立台湾博物館・国立歴史博物館[今回の記事]
* 1日目: 中正紀念堂(ライトアップ)
* 2日目: 平渓線(菁桐)
* 2日目: 平渓線(十分)
* 2日目: 平渓線(猴硐)
* 2日目: 九份
* 3日目: 国立故宮博物院
* 3日目: 忠烈祠
* 3日目: 信義区
* 3日目: 台北101
* 4日目: 二二八和平公園・中正紀念堂・龍山寺・西門町
* 4日目: 華山1914創意文化園区&帰路へ

【旅行日】
2017年4月27日-30日

【本編】

鼎泰豊での小籠包ランチの後、本格的に台北観光をスタートさせます。当初は初日の午後に台北101の展望台に上がるつもりでいましたが、この時点では雨が降っていなかったものの終日雨の予報でしたので、台北駅周辺の美術館・博物館巡りに切り替えました。

台北当代芸術館(台北當代藝術館)

まずやって来たのは、鼎泰豊・南西店のある中山駅と台北駅の中間くらいにある台北当代芸術館(台北當代藝術館)。台北当代芸術館は絵画、彫刻、映像作品等の現代美術を展示している美術館で、2001年5月にオープン。元々は1919年に日本統治時代の建成小学校として建てられ、その後は市政府として利用された時代もあったそうです。

建物外観からして、既にアートな雰囲気です。台北当代芸術館1

入口付近にて。天井には龍をモチーフにした作品があり、日本の山口勝弘さんが制作したとのこと。""

入館料50元(約190円)を払って中へ。""

元々小学校であったため、小さく区切られた教室ごとに異なるテーマの展示を行っています。以下、いくつか写真を載せます。""

台北当代芸術館2

小学校だっただけあって、廊下や階段などもレトロでいい雰囲気に。""

こちらの美術館では常設展はなく、約2カ月ごとに展示内容が変わるそうです。""

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台北当代芸術館3

最後は玄関にあったオブジェを。台北当代芸術館4

国立台湾博物館(国立臺灣博物館)

お次は台北駅南側の二二八和平公園の中にある国立台湾博物館(国立臺灣博物館)。国立台湾博物館は日本統治時代の1908年に設置された台湾で最も歴史のある博物館。

現在の建物は1915年に完成。この時間から雨がポツポツと降り出しました。""

入館料30元(約114円)を払って、建物内部へ。エントランスホールの吹き抜けがゴージャスです。国立台湾博物館1

以下、国立台湾博物館の展示です。""

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国立台湾博物館はメインの台湾博物館のほか、その向かいに土銀展示館があり、入場券は共通チケットとして両方の施設に入館可能です。

土銀展示館

という訳で、土銀展示館にも行ってみました。""

土銀(土地銀行)展示館の前身は1923年開設の日本勧業銀行台北支店で、2010年に博物館として正式に開館。

前身が銀行ということで、昔の紙幣・硬貨の展示も。""

国立台湾博物館2

ただ、個人的に「スゲー」と思ったのが、古代生物に関する展示室。特に恐竜の模型は大きく、リアルでした。国立台湾博物館3

後ろから。""

2階から。国立台湾博物館4

マンモスも。""

恐竜以外の各種古代生物の標本。国立台湾博物館5

最上階は当時の銀行の様子を再現したもので、レトロな雰囲気です。台北 土銀展示館1

台北 土銀展示館2

国立歴史博物館

国立台湾博物館を後にして、次の目的地である国立歴史博物館に向かいます。その間に撮ったスナップ写真を2枚ほど。台北 スナップ写真1

台北 スナップ写真2

国立歴史博物館に到着。この時間は雨も本降りになってきました。""

国立歴史博物館は1955年に開館の歴史博物館です。以下、国立歴史博物館の展示の様子です。""

台北 国立歴史博物館1

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台北 国立歴史博物館2

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この後ホテルに戻り、チェックインを済ませて夕方から再び行動を開始しますが、それについては次の記事で。

【まとめ】

という訳で、3泊4日の台北旅行のうち1日目の台北駅周辺の美術館・博物館巡りの記事でした。

せっかく台北に旅行で訪れたからにはお天気に恵まれるに越したことはないですが、残念ながら雨のケースもあると思います。そんな時に美術館・博物館は天候に左右されず、特に今回回った「台北当代芸術館→国立台湾博物館(及び土銀展示館)→国立歴史博物館」というルートは、台北駅を中心北から南へ南下する格好で徒歩で回れる距離にありますので、一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

次の記事では、1日目の夕方以降に訪れた中正紀念堂のライトアップについて書いていきます。

[地図]

[関連リンク]
台北観光サイト(日本語)
台湾観光協会(日本語)
台北当代芸術館(台北當代藝術館)(中国語/英語)
国立台湾博物館(日本語)
国立歴史博物館(日本語)


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