台北旅行記 その5 列車が間近で通過し、天燈(ランタン)が有名な平渓線「十分」

平渓線 十分 アイキャッチ画像

【はじめに】

ゴールデンウィーク直前の4月末に3泊4日で台湾を旅行してきました。今回訪れたのは首都の台北とその周辺地域です。この記事では2日目の平渓線・十分駅散策について書いていきます。

【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: 台北へのフライト&鼎泰豊の小籠包
* 1日目: 台北当代芸術館・国立台湾博物館・国立歴史博物館
* 1日目: 中正紀念堂(ライトアップ)
* 2日目: 平渓線(菁桐)
* 2日目: 平渓線(十分)[今回の記事]
* 2日目: 平渓線(猴硐)
* 2日目: 九份
* 3日目: 国立故宮博物院
* 3日目: 忠烈祠
* 3日目: 信義区
* 3日目: 台北101
* 4日目: 二二八和平公園・中正紀念堂・龍山寺・西門町
* 4日目: 華山1914創意文化園区&帰路へ

【旅行日】
2017年4月27日-30日

【本編】

十分散策

前回記事にした平渓線の終点菁桐駅から折り返しの列車に乗り、約30分ほどで十分駅に到着しました。ここで途中下車し、十分を散策していきます。平渓線 十分1

十分は平渓線の中心となる街であるため、ここではたくさんの人が乗り降りしていました。平渓線 十分2

また十分駅は単線である平渓線のほぼ真ん中に位置し、上りと下りの列車が十分駅ですれ違うため、こうして二台まとめて写真が撮れるのはここだけです。平渓線 十分3

先ほどまで乗っていた瑞芳方面の列車が発車しました。""

真横から。""

追う形で。""

十分といえば、天燈(ランタン)上げで有名です。台湾 十分1

天燈(ランタン)が上がりました。""

真っ直ぐに上がると、願いごとが叶うとされています。台湾 十分 天燈(ランタン)1

線路沿いの商店街には天燈(ランタン)上げのお店もいくつもあり、至る所で天燈(ランタン)上げが行われていました。

あっちでも。""

こっちでも。""

駅周辺は観光客でごった返していましたが、一本路地に入ると、比較的静かな雰囲気に。""

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今回時間の関係で断念しましたが、「台湾のナイアガラ」と呼ばれている十分瀑布(ジーフェンブーブー)が駅から歩いて20分くらいの所にあるそうです。""

再び賑やかな沿線沿いの商店街へ。台湾 十分2

十分駅のプラットフォーム。""

列車は1時間に一本なので、列車が来ない時間帯はご覧の通り、線路内に立ち入り天燈(ランタン)上げが可能です。台湾 十分 天燈(ランタン)2

台湾 十分 天燈(ランタン)3

台湾 十分 天燈(ランタン)4

天燈(ランタン)上げと並んで、十分のもう一つの目玉は、目の前の至近距離で平渓線の列車が通過すること。台湾 平渓線 十分1

列車が近づくとお店の人が笛を鳴らして周りの観光客に警告して、列車の通過の妨げにならないようにします。台湾 平渓線 十分2

ちょうど駅に列車が停車中ですので、ここで列車の写真を何枚か。""

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ここでお昼にします。沿線沿いの商店街には屋台のようなお店が多い中、小洒落たカフェがあり、入ってみました。台湾 平渓線 十分 カフェ1

店内の様子。台湾 平渓線 十分 カフェ2

何を注文したか正確には覚えていませんが、普通に美味しかったです。台湾 平渓線 十分 カフェ3

ここまでは16-35mmの広角レンズでずっと撮ってきましたが、ここからは90mmの中望遠のマクロレンズで。まずは商店街の様子。台湾 平渓線 十分 商店街1

台湾 平渓線 十分 商店街2

台湾 平渓線 十分 商店街3

可愛い犬なんかもいました。台湾 平渓線 十分 犬

ここからは90mmのレンズで切り取った、天燈(ランタン)上げの様子です。十分 天燈(ランタン)1

十分 天燈(ランタン)2

十分 天燈(ランタン)3

ちなみに天燈(ランタン)上げは、色によって願い事の種類が異なるそうです。""

最後は再び16-35mmの広角レンズに切り替えて、駅近くにある静安吊橋(ジンアンディアオチアオ)を撮りました。十分 静安吊橋1

十分 静安吊橋2

橋から見た十分駅。十分 静安吊橋3

この後列車に乗り込み、次の目的地である猴硐(ホウドン)へと向かいます。

【まとめ】

という訳で、3泊4日の台北旅行のうち2日目の平渓線・十分駅散策の記事でした。

実は今回の台北旅行においては、「平渓線の十分に行ってみたい」というのが大きな要素でした。元々台北全般に興味があり、この後回る有名な九份もいつか訪れたいと思っていました。そんな中たまたま本屋で手に取った台湾のガイドブックで平渓線の十分の存在を知り、天燈(ランタン)上げや観光客の間近を通る列車の写真を見て「おお〜、これは絶対に行ってみよう」と思うに至りました。今回実際訪れてみて、想像した通りの満足度です。

次の記事では、2日目の平渓線・猴硐駅散策について書いていきます。

[地図]

[関連リンク]
台北観光サイト(日本語)
台湾観光協会(日本語)
台灣鐵路(台湾鉄道)(日本語)


2件のコメント

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