【はじめに】
kosuです。2年振りに愛媛県松山市にある道後温泉を訪れました。「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」が開催中ということもあり、2泊3日で道後温泉をがっつり堪能しました。この記事では、道後温泉本館以外のスポットについて書いていきます。
【記事のシリーズ】
☆道後温泉本館(昼)
☆道後温泉本館(ライトアップ)
☆「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」アート作品
☆道後ハイカラ通り・道後グルメ
★道後温泉その他スポット[今回の記事]
☆道後温泉駅・伊予鉄路面電車
☆みきゃんルーム
【旅行日】
2016年1月8日-10日
【本編】
道後温泉と言えば、道後温泉本館が定番だけど…
道後温泉を訪れる観光客の多くの方は、道後温泉本館で入浴してその前後で道後ハイカラ通りをブラブラ散策するというのが定番の過ごし方と思います。もちろんそれが王道であることに異論はなく、特に松山城など松山市内の他のスポットと一緒に回られる場合には、スケジュールの関係でそうなるケースも多々あるでしょう。ただ、個人的には道後温泉に来てそれだけで終わってしまうのはちょっともったいないなと思っています。
そこで、今回の記事では、道後温泉本館及び道後ハイカラ通り以外で訪れたスポット5つについてまとめていきます。ここら辺はガイドブック等でもあまり紙面が割かれておらず、今後道後温泉に行かれる方の参考になればと。それでは、行ってみよう。
その1:道後温泉本館の姉妹湯、椿の湯
道後温泉本館に姉妹湯があるのをご存知でしょうか?それが「椿の湯」。道後温泉本館の利用者の多くが観光客であるのに対して、こちらの椿の湯は地元の方の利用者がほとんどです。今回2泊3日とスケジュールに余裕があったため、道後温泉本館のみならず、椿の湯でも入浴しました。
建物外観。
この壁面のオブジェは、「道後オンセナート2014」開催時に作られたもの。
一方、入口の暖簾は、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」の作品の一つとして、蜷川実花さん撮り下ろしの椿の写真をあしらったもの。
また入口横には、「愛媛みかんツリー」も。
この愛媛みかんツリーは冬限定の展示で、本物の温州みかんの皮を乾燥させて作ったそうです。
建物の中の様子。
椿の湯は、道後温泉本館に比べて入浴料も安く、浴室も広めです。道後温泉本館が混んでいて入れない場合や温泉そのものにゆったり入りたい場合には、椿の湯の利用を検討するのがいいと思います。また、今回の道後温泉2泊3日シリーズの最初の記事でも触れましたが、道後温泉本館は近い将来大規模改修工事でしばらくの間(約7年間)入浴できなくなるとされ、その間は椿の湯が代替施設として利用されるようです。なので、今からチェックしておくのがいいのでは。
その2:朱色の社殿が見事な伊佐爾波神社
伊佐爾波神社は、京都の石清水八幡宮、大分の宇佐神宮と並び全国に三例しかない八幡造りの社殿が特徴の神社。ここは2年前に初めて道後温泉に行った時にも訪れていますが(関連記事)、その時はお天気がイマイチだったこともあり、今回再訪しました。
神社入り口の桜門。今回はめでたく晴れました!
今年は申年につき猿の看板が。
桜門をくぐり、本殿へ。
ちょうど祈祷が行われていました。
本殿を四方から囲むように回廊が巡らされているので、回廊に沿って回ってみます。
神輿とか。
本殿の屋根が前後二棟に分かれているのが、八幡造りの特徴とのことです。
最後は絵馬を。
その3:道後温泉本館を見下ろせる湯神社
湯神社は、道後温泉本館の南側の高台に位置する鎮座する神社。過去には、地震で道後温泉の湧出が止まった際に、湯神社で湯祈祷が行われた結果、再び湧出が始まったとも伝えられているそうです。自分が訪れた日には、「初子祭り」が行われていました。
拝殿の様子。
お祭りということで色んな出店が。
水軍太鼓のショーも行われていました。
また、湯神社に隣接の空の散歩道からは、道後温泉本館を見下ろすことができます。道後温泉本館は建物正面からの写真が定番ですが、ここからの眺めも写真に最適です。別記事でも載せていますが、改めて空の散歩道から見た道後温泉本館の写真を再掲。
昼間の様子。
そしてこちらは夜のライトアップの様子。
その4:大きな白塗りの地蔵尊がインパクト大の圓満寺
圓満寺(円満寺)は、名前が示す通り、家庭円満や恋愛成就にご利益があるとされるお寺。仏堂には一寸ニ尺(3.67m)の大きな白塗りの地蔵尊があり、かなりのインパクトです。
地蔵尊。
デカっ。
絵馬は家庭円満や恋愛成就を願うものばかりです。
道後温泉の湯玉をイメージしたお結び玉。
その5:英国風庭園が美しい山の手ガーデンプレイス
山の手ガーデンプレイス は道後山の手ホテルが運営する複合施設で、カフェダイニング、ぎやまんガラス美術館などがあり、敷地には英国風の庭が広がります。2年前には併設のガラス美術館を訪れましたが(→関連記事)、今回は主に英国風のお庭を中心に見て回りました。
施設入り口。
外国に行った気分になります!?
イングリッシュ・ガーデン。
こんなアート作品も。
ここは夜にはライトアップされるので、ライトアップを見に来るのもオススメです。
おまけ:ホテル・旅館のスナップ
最後に、観光スポットではないですが、ホテルや旅館が建ち並ぶエリアをスナップ的に撮った写真をおまけで載せます。道後温泉には和風洋風色んなタイプのホテル・旅館が建ち並び、ブラブラ散策しながら歩くと、「次はこのホテル・旅館に泊まってみたいな」と思いを巡らせることになりました(笑)。
2日目に宿泊した大和屋本店。
その向かいにあるホテル花ゆづきとホテルルナパーク。
こちらはホテル椿館。
「オールイングランド」をコンセプトにした道後山の手ホテル。
【まとめ】
という訳で、道後温泉本館以外のスポットの記事でした。冒頭にも書いた通り、道後温泉と言えばまずは道後温泉本館な訳ですが、それだけでは少々もったいない気がします。スケジュールに余裕がある方やリピーターには、こうした場所を合わせて訪れるのもいいかなと。
ちなみに、ちょうどタモリさん出演のNHK「ブラタモリ」で、1月30日放送分では松山を、2月6日放送分では道後温泉をそれぞれ特集するようですね。この記事がアップされる頃には松山の回は終わってしまっていますが、道後温泉の回はこれからなので、興味ある方はそちらもご覧になってはいかがでしょうか(関連リンク)。
この他道後温泉で見逃せないのが、レトロな道後温泉駅に路面電車、そして坊っちゃん列車ですが、これについては次回の記事で。「次回も見てくれるかな?」「いいともー」(←違うw)
[関連リンク]
道後温泉物語(道後温泉旅館協同組合)
伊佐爾波神社
湯神社
道後公園(湯築城跡)
山の手ガーデンプレイス