【はじめに】
kosuです。2泊3日で石川県の金沢と富山県の五箇山へ行ってきました。人生初の北陸地方ということもあり、これまで訪れた地域とは異なる独特な雰囲気を感じました。この記事では、3日目に訪れた五箇山の相倉合掌造り集落について書いていきます。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
☆1日目(1)金沢駅、近江町市場、尾山神社
☆1日目(2)長町武家屋敷跡、金沢21世紀美術館、鈴木大拙館
☆1日目(3)金沢城公園、金沢駅(ライトアップ)
☆2日目(1)兼六園
☆2日目(2)金沢城公園
☆2日目(3)ひがし茶屋街、主計町茶屋街
☆2日目(4)ひがし茶屋街、主計町茶屋街(ライトアップ)
☆3日目(1)五箇山 菅沼合掌造り集落
★3日目(2)五箇山 相倉合掌造り集落[今回の記事]
☆3日目(3)金沢駅
【旅行日】
2016年5月14日-16日
【本編】
前回に引き続き、五箇山の合掌造り集落散策です。前回の菅沼合掌造り集落から、今回は相倉合掌造り集落へと場所が変わります。
菅沼合掌造り集落から相倉合掌造り集落へのアクセス
五箇山には菅沼合掌造り集落と相倉合掌造り集落の2つの合掌造り集落がありますが、両者は12kmほど離れています。公共交通機関としては富山県の高岡駅と岐阜県の白川郷を結ぶ「世界遺産バス」(加越能バスが運行)が唯一、菅沼合掌造り集落と相倉合掌造り集落の近くを通るのでそれを利用しました。
最寄りのバス停から5分ほど歩くと、相倉合掌造り集落が見えてきます。
のどかな風景が広がりますね〜。
展望台へ
相倉合掌造り集落には、小高い坂の上に展望台があります。ガイドブック等でもよく見る写真の多くは展望台から撮られたもので、相倉合掌造り集落のベスト・フォト・スポットの一つと言えると思います。料理で言えば「いきなりメインディッシュ」みたいな感じですが、相倉合掌造り集落散策は展望台からスタート。
ガイドブック等でよく見る定番構図。
ちょっとアップで。
縦構図で撮ると、空が強調されます。
上から一歩引いて撮るとこんな感じ。
相倉合掌造り集落散策
展望台を後にして、相倉合掌造り集落散策を本格的に開始します。
お土産屋さんや食事処が建ち並びます。
一方で、菅沼合掌造り集落よりも広く、家屋間の距離が取られているため、どこを切り取っても自然の風景を写真に収めることができます。
「相倉民俗館」を見学してみました。
もう一つ、「相倉伝統産業館」も見学してみました。
農作業の様子。
合掌造りの家屋とレトロな車の組み合わせ。
その他スナップ。
ちょうど帰る頃に、団体客がどーっと到着してきました。
なお、天気予報では下り坂で心配していましたが、何とかもってくれて、いいタイミングでの訪問となりました。
この後、菅沼合掌造り集落を経由して、高速バスで金沢駅へと戻りました。
【まとめ】
という訳で、金沢・五箇山旅行の3日目として、世界遺産の五箇山合掌造り集落のうち相倉合掌造り集落の記事でした。前の記事で書いた菅沼合掌造り集落は9棟の合掌造り集落家屋が残るのに対して、相倉合掌造り集落には23棟の合掌造り集落家屋が現存します。菅沼合掌造り集落はこぢんまりした良さがあり、一方、相倉合掌造り集落は規模が大きい分ダイナミックな景色が広がりました。Yahoo!知恵袋などで「どちらがオススメでしょうか?」という問いがありましたが、色んな回答があり、それぞれに良さがあるかなあと。個人的には、時間が許す限り、両方回ることをオススメします。
また、より大きな視点で、「同じく合掌造り集落で、同時期に世界遺産に登録された白川郷との比較で、五箇山はどうか?」というのも同じでしょうか。知名度や規模で言えば白川郷でしょうが、五箇山の方はその分観光客の数もそれ程ではなく、ゆったり見ることができます。2年前に白川郷を訪れ、今回五箇山を訪れた印象としては、それぞれに特徴・良さがあるので、可能なら両方訪れるのがいいと思います(→実際、両者は前回の記事で触れた北陸鉄道/濃飛バスの金沢-高山線や今回記事にした加越能バスの高岡-白川郷線の高速バスで結ばれており、距離にして約20km[白川郷⇔菅沼合掌造り集落]又は30km[白川郷⇔相倉合掌造り集落]程度なので、2日かければ十分回れると思いますし、その気になれば1日で全て回ることも可能かも!?)。
参考に、2年前に白川郷を訪れた時の記事です。
その1:飛騨高山の朝市&白川郷の合掌造り見学
その2:白川郷 和田家・神田家・長瀬家&民宿「ふるさと」
その3:朝の白川郷散歩&高山の飛騨国分寺
さて、次の記事では、金沢・五箇山旅行シリーズ最終回として、金沢駅構内をブラブラした様子と共に今回の旅行で活用した情報源についても触れていきます。以上、kosuでした。
[地図]
[関連リンク]
五箇山総合案内所~五箇山彩歳~
世界遺産バス(高岡・城端・五箇山・白川郷) | 加越能バス