【はじめに】
kosuです。2泊3日で石川県の金沢と富山県の五箇山へ行ってきました。人生初の北陸地方ということもあり、これまで訪れた地域とは異なる独特な雰囲気を感じました。この記事では、2日目に訪れたひがし茶屋街と主計町茶屋街について書いていきます。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
☆1日目(1)金沢駅、近江町市場、尾山神社
☆1日目(2)長町武家屋敷跡、金沢21世紀美術館、鈴木大拙館
☆1日目(3)金沢城公園、金沢駅(ライトアップ)
☆2日目(1)兼六園
☆2日目(2)金沢城公園
★2日目(3)ひがし茶屋街、主計町茶屋街[今回の記事]
☆2日目(4)ひがし茶屋街、主計町茶屋街(ライトアップ)
☆3日目(1)五箇山 菅沼合掌造り集落
☆3日目(2)五箇山 相倉合掌造り集落
☆3日目(3)金沢駅
【旅行日】
2016年5月14日-16日
【本編】
前回記事にした金沢城公園から、ひがし茶屋街・主計町茶屋街のあるエリアへ。
八百萬本舗
まず立ち寄ったのが、主計町茶屋街に隣接する八百萬本舗(やおよろずほんぽ)。
八百萬本舗は、2015年3月にオープンの複合ショップで、雑貨、お土産、お菓子などを取り扱い、カフェも併設しています。ここを訪れたのには理由があり、それは石川県の公式マスコットキャラクター(ゆるキャラ)である「ひゃくまんさん」の像を写真に収めるため。
それがこちら。
またカフェスペースの一部では、ひゃくまんさんグッズ製作のアトリエとして使用されていて、制作中のひゃくまんさんグッズも撮らせていただきました。
そんなひゃくまんさんですが、元々は2015年3月の北陸新幹線の金沢駅開業をPRするために作成されました。が、決定時には石川県の県議会で「かわいくないw」とか「だるまに似た姿から石川を連想するのは難しい!」など、批判や疑問の声があがったそうで、それに対して石川県知事の谷本正憲氏は「期待や関心が寄せられている。せんとくんの例もあり、奇抜なデザインでいい」と回答したというバトル(?)なんかもあったそうです。
主計町茶屋街
主計町茶屋街(かずえまちちゃやがい)は、にし茶屋街、ひがし茶屋街と並ぶ、金沢の三大茶屋街として知られる茶屋街。この後回るひがし茶屋街に比べて、こぢんまりしていて、観光客の数もそこまでは多くないので、金沢の風情をより感じやすいかもしれません。
路地の風景。
主計町茶屋街の名物と言えば、二つの坂が挙げられます。
一つが、作家の五木寛之氏が命名したという「あかり坂」。
もう一つは、昼間でも暗いことからこの名前が付いたという「暗がり坂」。
ちなみに、主計町茶屋街は以前は花街で、この暗がり坂はかつて旦那衆が人目を避けて花街に行くために通ったとも言われています。
そんな暗がり坂を登り切ったところには、大きな木と真っ赤な鳥居が。
こちらは、中の橋から浅野川大橋を見たところ。
浅野川沿いには、カフェ、お茶屋、料亭などが建ち並んでいます。
主計町茶屋街はひとまずこれくらいにして、先ほど写真でも載せた浅野川大橋を渡って、ひがし茶屋街へ。
ひがし茶屋街
ひがし茶屋街は、1820年に加賀藩12代藩主・前田斉広(なりなが)が公共の茶屋街として開設した金沢最大の茶屋街。兼六園や最近では金沢駅の鼓門と並んで、金沢を代表する観光スポットです。
特にメインストリートである二番丁通りは、ガイドブックの表紙を飾ることも多く、「The 金沢」と言える景観かと。以下は、その二番丁通りからのカット。
こちらの懐華樓(かいかろ)は、築194年の金沢で一番大きなお茶屋。
夜は一見さんお断りのお座敷ですが、昼は金沢市指定保存建物として一般に広く公開されています。せっかくなので、見学してみました。
ひがし茶屋街で見学可能なお茶屋としてもう一つ有名なのが、国指定重要文化財にもなっている志摩。
ここも実際に見学しましたが、コンパクトサイズのカメラ以外は持ち込み不可ということで、ここでは外観のみ。ちなみに、事前に調べた時には「一眼レフはダメで、ミラーレスはOKという謎ルールがある」という情報を得ていたのですが、自分のミラーレスカメラ(ソニーα7 II)はダメでした。謎です(笑)。
閑話休題、その後の引き続きひがし茶屋街の散策です。
休憩したカフェ(二階)からの二番丁通りの眺め。
訪問したのは日曜でしたが、ひがし茶屋街では日曜夜は食事できるお店があまりなさそうだったので、夕方4時くらいに早めに食事。
以下は、メインストリート以外のスナップ。
これはメインストリートの二番丁通り。
再び路地裏を。
夕暮れ以降ライトアップがあるのですが、まだもう少し時間があったので、「茶房&BAR ゴーシュ」で時間調整も兼ねてまったり休憩。
で、この後ライトアップが始まります。当初はライトアップも含めて一回の記事にする予定でしたが、分量の関係で次回に回します。
【まとめ】
という訳で、金沢・五箇山旅行の2日目として、ひがし茶屋街及び主計町茶屋街散策の記事でした。江戸時代から続く城下町の風情を味わう場所として、ひがし茶屋街と主計町茶屋街の二つの茶屋街は最適ですね。ただ、訪れたのが日曜午後というせいかもしれませんが、ひがし茶屋街の方は観光客がかなり多く、写真はちょっと撮りづらかったというのが実感です。なので、それを避けたいのであれば、午前中早めに来た方がいいかもです。
さて、次の記事ではひがし茶屋街と主計町茶屋街のライトアップについて書いていきます。以上、kosuでした。
[参考:地図]
[参考:関連リンク]
金沢市公式観光サイト 金沢旅物語
ビューティーホクリク 美しい金沢・北陸の観光情報マガジン
八百萬本舗
ひゃくまんさん
懐華樓
志摩