【はじめに】
九州ふっこう割を使って熊本へ行ってきました。11月の「ゆるキャラグランプリ2016 in 愛顔のえひめ」で見たくまモンのエンターテイナーぶりに感銘し、「一度は熊本の復興の様子を見に行こうと」と旅行の10日ほど前に半ば勢いで手配しました。この記事では、2日目の夜の熊本の様子について書いていきます。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
*1日目:出発
*2日目:熊本城
*2日目:桜の馬場 城彩苑
*2日目:くまもんスクエア
*2日目:熊本夜景散策[今回の記事]
*3日目:水前寺成趣園
*3日目:熊本駅周辺
*3日目:熊本城再訪
*3日目:熊本城の夕景
【旅行日】
2016年12月22日 – 24日
【本編】
「珈琲アロー」を出たのが夕方5時半頃で、冬のこの時期、辺りはだいぶ暗くなってきました。ここからは熊本の夜の様子を写真に収めていきます。
夜の散策その1(路面電車を中心に)
昼間はお天気が悪かったこともありほとんど写真を撮りませんでしたが、熊本市内を走る路面電車(市電)を少し撮っていこうかと思います。
まずは、花畑町の電停近くの歩道橋から。
特段鉄道ファン(撮り鉄)ではないですが、路面電車はその街の風景の一部、もっといえばその街のアイデンティティの一部という感じでいいですよね。
そんな中で熊本の路面電車は、カラフルな車両が特徴的だと思いました。
熊本城・市役所前の電停にて。
熊本市役所本庁舎の14階展望ロビーからは熊本城が見えると聞いたので、立ち寄ってみました。
通町筋(とおりちょうすじ)の電停近くにて。ちょうど水戸岡鋭治氏のデザインによる新型超低床電車「COCORO」が走っていました。
この「COCORO」については、翌日乗ってみます。
紅蘭亭の太平燕
そろそろ夕食にします。やってきたのは、老舗の中華料理店「紅蘭亭」。
熊本名物の「太平燕」を注文。
太平燕(たいぴーえん)は春雨の麺、鶏ガラスープ、野菜や魚介、虎皮蛋(フーヒータン、いわゆる揚げ卵)などを使ったヘルシーな麺料理。100年ほど前、九州に福建華僑が渡ってきたときに創作を加えて作られたものが起源だそうで、今では熊本の名物料理の一つになっています。中国の福建料理が起源で、地理的な近さから、長崎ちゃんぽんと相通ずる味がしました(→長崎ちゃんぽんは昨年長崎に行った時に食べているので、よければそちらの記事もどーぞ)。
そして紅蘭亭は熊本太平燕先駆けの店の一つとされ、ガイドブック等でも真っ先に名前が挙がっていましたので、「太平燕を食べるなら紅蘭亭かな」と思い来てみました。なお、熊本市の中心部には下通本店と上通パビリオン店の二店舗があり、今回訪れたのは上通パビリオン店になります(→下通本店はレストランが建物2階であるため中の様子が窺い知れず、一方上通パビリオン店は建物1階で外からでも混み具合とか確認できます)。
ちなみに、旅行に先立ち東京にある熊本のアンテナショップ(銀座熊本館)で「熊本城下町☆おトクーぽん」を入手していたので、杏仁豆腐がついてきました。ラッキー。
このクーポンは全部で37のお店で使用することができ、熊本空港の総合案内所などでも配布しているようなので、熊本にお越しの方がいれば入手してはいかがでしょうか(有効期限は2017年2月28日まで)。
夜の散策その2(繁華街)
熊本夜の散策を再開します。通町筋の電停付近が一番賑やかな感じでしたので、その周辺を見ていくことに。
まずは上通商店街。
電飾された市電とくまモンスクエアも入っている鶴屋百貨店。
鶴屋百貨店の本館とウィング館の間にある駕町通り。
以下は下通商店街からのスナップです。
派手さなどでいえばもちろん東京などの大都市の方が上でしょうが、熊本市中心部の繁華街はほどよい規模感でした。また街中を歩いて思ったのは「美人の割合は東京なんかよりもむしろ上じゃね!?」ということ。実際ソニー生命が昨年実施した「47都道府県別 生活意識調査」によると、「美男美女の多さ自慢」で熊本県は全国第2位で、個人的にも納得です(→タイトルは「美男美女」ですが、旅行中街ゆく男性は視界に入ってこなかったのでw、熊本に美男が多いかはわからず)。
熊本城のライトアップ
現在復興真っ最中の熊本城ですが、先ほども1枚写真を載せた通り、夜はライトアップが行われていましたので、城彩苑と共に回りました。
まずは城彩苑から。
昼間は何気なく通り過ぎましたが、夜は和傘がライトアップされて素敵です。
お土産屋や飲食店が集まる桜の小路。
ほとんどのお店は既に閉まっていましたが、こんな感じでライトアップが行われていました。
ここからは熊本城です。城彩苑を抜けて見えてくるのが未申櫓(ひつじさるやぐら)。
二の丸広場から見た大天守・小天守・宇土櫓(うとやぐら)。
加藤神社からも様々な角度で天守等を見ることができます。
サンロード新市街
熊本城を後にして、ホテル近くのサンロード新市街も軽くスナップを収めました。
聞くところによると、サンロード新市街は日本一幅の広いアーケードだそうです。
最後はくまモンを交えて。
この後はホテルに戻り、熊本旅行2日目終了です。
【まとめ】
という訳で、九州ふっこう割を使った熊本旅行の中から2日目の夜の熊本散策の記事でした。イルミネーション輝く繁華街やライトアップされた熊本城を練り歩いていると、地震の影響がさほど感じられず、順調に復興への歩みを辿っているのではと感じました。
なお、今回は旅程の関係で夜は実質1日しか回ることができないため、三脚は持参せず、手持ちで撮りました。今思えば、面倒くさがらず三脚を持ってくれば、もう少しクオリティの高い写真が撮れたと思うので、ちょっと後悔しています。
さて次の記事では、最終日3日目の午前中に回った水前寺成趣園について書いていきます。
[地図]
[関連リンク]
九州ふっこう割お知らせサイト
熊本県観光サイト なごみ紀行 くまもと
熊本市観光情報サイト-満遊!くまもと
紅蘭亭
サンロード新市街