【はじめに】
kosuです。2泊3日で長崎に行ってきました。一番の目的は、長崎ランタンフェスティバルを見ること。この記事では2日目その1として、平和公園・浦上天主堂・長崎原爆資料館について書いていきます。戦争の悲惨さと平和の大切さを認識する上で、日本人として一度は訪れるべき場所だと思いました。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
☆1日目 (1) ハウステンボス:フラワーロード〜アムステルダムシティ
☆1日目 (2) ハウステンボス:タワーシティ〜ハーバータウン
☆1日目 (3) ハウステンボス:夜のライトアップ
★2日目 (1) 平和公園・浦上天主堂・長崎原爆資料館[今回の記事]
☆2日目 (2) 大浦天主堂・グラバー園・長崎孔子廟・オランダ坂・眼鏡橋
☆2日目 (3) 長崎ランタンフェスティバル:長崎新地中華街・長崎孔子廟
☆3日目 (1) 出島和蘭商館跡・日本二十六聖人記念館
☆3日目 (2) 長崎ランタンフェスティバル:中央公園
☆3日目 (3) 長崎ランタンフェスティバル:思案橋・唐人屋敷跡
【旅行日】
2016年2月11日-13日
【本編】
長崎旅行2日目です。この日はまず宿泊している新地中華街から路面電車に20分ほど乗って、平和公園のあるエリアにやってきました。
ちなみに、この日の天気予報は曇り時々雨ということで、朝起きた瞬間から天気がどんよりしていました(→今回の記事内で載せる屋外の写真全般の見映えがよくないことの言い訳ですw)。
平和公園
まず訪れたのが平和公園。長崎の平和公園は、原爆の悲惨さを訴え、世界平和と文化交流を図るため、昭和26年(1951年)に造られました。
入口入ってすぐにあるのが「平和の泉」。
沸き上がる噴水は、平和の象徴である鳩と羽ばたきを表したものだそうです。
そして平和公園と言えば何より平和祈念像なので、そちらへとまっすぐ向かいます。
平和祈念像の手前までやってきました。
アップで。
広島の平和記念公園における原爆ドームのように、平和祈念像は長崎の平和公園を象徴するオブジェですが、間近で見るとかなりの迫力です。
平和祈念像の左右にはこうした折り鶴も置かれています。
また、平和の泉と平和祈念像の途中には、世界各国から寄贈された像やオブジェなどが陳列されれいます。しかも興味深いのは、アメリカや西側ヨーロッパ諸国だけでなく、旧ソ連や東欧諸国、さらには中国・キューバなど、民主主義・社会主義・共産主義等のイデオロギーの違いや、戦勝国か敗戦国かに関係なく、こうした寄贈がなされている点です。いくつか載せてみます。
なぜかこうした世界中からの寄贈については、ガイドブック等であまり触れられていないのですが、平和祈念像と併せてこうしたオブジェも一緒に見て回られてはと。
さて、平和公園をいったん離れて、次の目的地へ。
浦上天主堂
平和公園から5分ほど歩いてやってきたのは、浦上天主堂。
浦上天主堂は大正14年(1925年)に完成し、当時としては東洋一の規模を誇る大聖堂でした。しかし、原爆で倒壊し、昭和34年(1959年)に再建され、昭和55年(1980年)に改築され往時の姿に復元。教会内部の見学自体は可能ですが、写真撮影は不可なので、ここでは外観のみ。
長崎原爆資料館
平和記念公園へ戻ってきました。
原爆落下中心地牌(左手)と浦上天主堂遺構(右手)を見て、
長崎原爆資料館にやってきました。
長崎原爆資料館には、被爆の惨状を示す927点にも及ぶ資料や遺品が保存・展示されています。
建物入口から受付までのスロープ沿いにある鶴。
巨大な写真のパネル。
手前に見えるのは、被爆で折れ曲がった火の見やぐらを再現したもの。
被爆した浦上天主堂の側壁。
日本人のみならず海外からの見物客も多くいました。
長崎の被爆の状況などを示す各種展示。
こちらは原爆全般に関する資料の展示。
こうしてじっくり資料を見て、長崎原爆資料館を後にしました。
お昼は長崎ちゃんぽん
午前中の散策を終えて、宿泊している新地中華街のエリアに戻ってきました。ちょうどお昼時で、やはり長崎滞在中一度は新地中華街で食事をと思い、ここで食事する場所を探すことに。
選んだのは、北門入ってすぐの京華園。
長崎らしいものをと思い、長崎ちゃんぽんを注文。
昼食後外に出てみると、天気予報とは打って変わり、方向によっては晴れ間が見えてきました。
せっかくの晴れ間であれば、できれば青空のものとで写真を撮りたいと考えていた場所に行こうと思い、午後の散策は予定を変更して、最終日3日目に回る予定であったグラバー園などがある南山手・東山手のエリアへ。これについては、次の記事で。
【まとめ】
という訳で、2泊3日長崎旅行2日目その1として、平和公園・浦上天主堂・長崎原爆資料館の記事でした。今回の長崎旅行の最大の目的は長崎ランタンフェスティバルではあるのですが、長崎を訪れた以上は浦上天主堂や長崎原爆資料館を含めた平和公園のエリアは回っておこうと思い、こうして訪問してみました。昨年12月に広島の原爆ドームや平和記念公園を訪れた時にも感じましたが(下記参照)、わずか70年ほど前に戦争していたことが信じ難いくらい今の日本は平和な訳で、そうした平和な時代に生まれたことに感謝しなければと思ったところです。
(関連記事)
日本人なら一度は行いたい原爆ドーム・平和記念公園
さて、次の記事では、旅行2日目の続きとして、大浦天主堂・グラバー園・長崎孔子廟・オランダ坂について書いていきます。以上、kosuでした。
[関連リンク]
長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット
長崎市公式観光サイト「 あっ!とながさき」
長崎原爆資料館