【はじめに】
kosuです。2泊3日で長崎に行ってきました。一番の目的は、長崎ランタンフェスティバルを見ること。この記事では2日目その2として、大浦天主堂・グラバー園・長崎孔子廟・オランダ坂・眼鏡橋について書いていきます。短時間で「和・華・蘭」それぞれの雰囲気を味わうことができました。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
☆1日目 (1) ハウステンボス:フラワーロード〜アムステルダムシティ
☆1日目 (2) ハウステンボス:タワーシティ〜ハーバータウン
☆1日目 (3) ハウステンボス:夜のライトアップ
☆2日目 (1) 平和公園・浦上天主堂・長崎原爆資料館
★2日目 (2) 大浦天主堂・グラバー園・長崎孔子廟・オランダ坂・眼鏡橋[今回の記事]
☆2日目 (3) 長崎ランタンフェスティバル:長崎新地中華街・長崎孔子廟
☆3日目 (1) 出島和蘭商館跡・日本二十六聖人記念館
☆3日目 (2) 長崎ランタンフェスティバル:中央公園
☆3日目 (3) 長崎ランタンフェスティバル:思案橋・唐人屋敷跡
【旅行日】
2016年2月11日-13日
【本編】
長崎旅行2日目の午後です。長崎市内の観光でもグラバー園など有名な観光スポットが集まる南山手・東山手のエリアへ。
写真は大浦天主堂やグラバー園へと通じる、グラバー通りと呼ばれるショッピングストリート。カステラや豚まんなど長崎名物を売るお店が多い一方で、「ラオックス」があるのにはビックリしました。中国資本が入って、家電量販店から免税店へと業態シフトした中で、爆買いする中国人観光客をターゲットにしているのでしょうね。
大浦天主堂
まず訪れたのが、大浦天主堂。
江戸時代末期の1864年に建てられた現存する日本最古の木造教会です。教会内部にあるステンドグラスや天井などは「美しい!」の一言ですが、前の記事で訪れた浦上天主堂と同様に教会内部の写真撮影は不可。なので、皆さんに中の様子をお見せすることができないのが残念ですが、ここでは外観の写真のみを載せます。
グラバー園
続いてやって来たのは、大浦天主堂のすぐ近くにあるグラバー園。グラバー園は、1859年の長崎開港後に来住したイギリス人商人グラバー、リンガー、オルトの旧邸があった敷地に、市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築復元して計9棟の洋風建築の建物を公開している観光施設です。一部修理中で見られなかったものもありますが、各建物の外観・内装を見て回りました。
旧グラバー住宅。
喫茶室である旧自由亭。
旧リンガー住宅。
旧オルト住宅。
旧スチイル記念学校。
旧ウォーカー住宅。
洋館関連では、過去記事としては以下のものがあるので、よろしければこれらもどーぞ。
横浜山手西洋館「世界のクリスマス」 (前編)
横浜山手西洋館「世界のクリスマス」 (後編)
弘前洋館巡りと奇跡のリンゴのフレンチ・レストラン山崎
重要文化財 旧開智学校校舎〜素敵な明治の洋風建築
長崎孔子廟
グラバー園の後は、そこから10分ほど歩いて長崎孔子廟へ。長崎孔子廟はその名が示す通り、孔子を祀る聖廟で、1893年に創建されました。当時の長崎在住の華僑の人と中国・清政が協力して創建したということで、細部まで本格的な中国の伝統様式が散りばめられています。
敷地入ってすぐにある儀門(二の門)。
獅子蔵。
儀門をくぐると迫力ある光景が。
左右に並ぶのは、孔子の弟子の72賢人。
大成殿。
その他スナップを何枚か。
こうした中国寺院(霊廟)については、そう言えば昨年9月にマレーシアでも色々回ったなあと懐かしく思います(遠い目)。
ペナン世界遺産ジョージタウンの民族色豊かな宗教建築
クアラルンプールのチャイナタウンにあるヒンドゥー寺院と中国寺院
オランダ坂
長崎孔子廟を後にして次の向かったのは、オランダ坂。
元々江戸・明治の居留地時代に、東洋人以外の外国人を「オランダさん」と呼んでいて、外国人居留地にある坂道を「オランダ坂」と呼んでいたことが名前の由来だそうです。そうした経緯もあり、和洋ミックスされた雰囲気の建物が建ち並びます。
「東山手洋風住宅群」と呼ばれる洋館群。
茶色いレトロな建物は、何と病院(昭和会病院)とのこと。
右手に見える青い建物は東山手甲十三番館で、フランス領事館として利用されていたそうです。
中に入ってみました。
さらに奥には、東山手十二番館という洋館も。
ここまで「大浦天主堂→グラバー園→長崎孔子廟→オランダ坂」と回りましたが、これらはいずれも南山手・東山手の同じ地区にあります。ひとまずこのエリアの散策はこれで終わりですが、夜のランタンフェスティバルまでもう少し時間があるため、もう1ヶ所別エリアの観光スポットにも行ってみることに。
眼鏡橋
で、訪れたのが眼鏡橋。
この橋は1634年に造られた現存するアーチ型石橋としては日本最古のもので、川面に映り込む2つのアーチが眼鏡のように見えることから、眼鏡橋と呼ばれているそうです。
また、川の両岸を結ぶ石畳もあり、そこを往来する人もチラホラ。
ちなみに、縦構図で撮るとこんな感じに。
夕食にトルコライスを
ここでちょっと早めに夕食をとることに。食事したのは、眼鏡橋からほど近い「きっちんせいじ」という洋食店。
築48年、路面電車を利用した店構えが特徴的です。
お店の中もレトロな感じ。
長崎名物の洋食として、トルコライスをいただきました。
さて、夕食後は今回の長崎旅行の一番の目的である長崎ランタンフェスティバルへと繰り出すのですが、それについては次の記事で。
【まとめ】
という訳で、2泊3日長崎旅行2日目その2として、大浦天主堂・グラバー園・長崎孔子廟・オランダ坂・眼鏡橋の記事でした。大浦天主堂・グラバー園・長崎孔子廟・オランダ坂と長崎市の観光スポットが集中する南山手・東山手のエリアは、「和・華・蘭」の長崎を象徴する風景が広がり、回っていて飽きませんでした。次はいよいよ長崎ランタンフェスティバルについて書いていきます。以上、kosuでした。
[関連リンク]
長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット
長崎市公式観光サイト「 あっ!とながさき」
大浦天主堂
グラバー園