【はじめに】
kosuです。仕事でアメリカに出張に行く機会があり、せっかくなのでニューヨークまで足を伸ばしました。今回は実質1日半の弾丸日程でしたが、短い滞在の中でも9年振りのニューヨークを堪能しました。この記事では、1日目のニューヨーク公立図書館、グランド・セントラル駅などについて書いていきます。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
★1日目(1)ニューヨーク公立図書館、グランド・セントラル駅[今回の記事]
☆1日目(2)ロックフェラーセンター、ミュージカル『レ・ミゼラブル』
☆1日目(3)タイムズ・スクエア
☆2日目(1)ブルックリン・ブリッジ
☆2日目(2)ダンボ(ブルックリン)
☆2日目(3)ワールド・トレード・センター
☆2日目(4)ハイライン
☆2日目(5)チェルシー、五番街
☆2日目(6)タイムズ・スクエア、ミュージカル『PARAMOUR』
【旅行日】
2016年6月30日-7月1日
【本編】
新シリーズです。普段は国内旅行がメインですが、昨年9月のマレーシア・ブルネイ以来の海外です。冒頭でも書いた通り、仕事でアメリカに出張に行く機会があり、そのまま日本に戻るのはもったいないと思い、ニューヨークに立ち寄ることに。ニューヨークにはこれまで5回ほど行ったことがありますが、最後に訪れたのは9年前の2007年ですので、久し振りに訪れようと思い立ちました。今でこそ国内中心に旅行していますが、以前はこう見えて(?)”I ❤ NY”だったのです。
アトランタからニューヨークへ
出張先の最寄りの空港がアトランタだったので、アトランタからニューヨークへ向かいます。
アメリカの国内線に乗るのも9年振り。
アトランタに本拠地があり、ハブ空港としてユナイテッドやアメリカンなどの他のアメリカの航空会社より便数が多かったこともあり、デルタ航空を利用しました。
9年の空白期間の中で変わっていたのは、アメリカの国内線では大手航空会社は軒並み預け荷物に対してお金を徴収するようになっていたこと($25)。デルタ航空のサイトで航空券を直接購入し、「まあまあ安い金額でチケットが取れたかな」と喜んでいましたが、購入直後の確認メールで預け荷物が有料であることを知り、その瞬間涙目に(涙)。
なにはともわれ、ニューヨークに到着。
ニューヨークには、日本からの直行便が発着するジョン・F.ケネディ国際空港(JFK)とニューアーク・リバティ国際空港(EWR)、そして国内線メインのラ・ガーディア空港(LGA)の3つ空港がありますが、今回はマンハッタンに一番近いラ・ガーディア空港をチョイス。
ラ・ガーディアは以前にも利用したことありますが、こんな感じで搭乗口付近にはタブレットが何台も備え付けられたスペースがあり、「おお〜、スゲー進んでいるなあ」と感心しました。
荷物をピックアップして、空港の外へ。
マンハッタンへは、NYCエアポーター(NYC Airporter)というバスで向かいました(片道$14)。
ちなみにNYCエアポーターですが、NYCエアポーターのウェブサイト内の時刻表やガイドブックには、グランド・セントラル駅、ポート・オーソリティ・バス・ターミナル、ペンシルベニア駅(ペン・ステーション)の3ヶ所に停車と書いていますが、実は、グランド・セントラル駅とポート・オーソリティ・バス・ターミナルの間で、ブライアント・パークにも停まります(但し、降車のみ)。このことを知らずにポート・オーソリティ・バス・ターミナルまでチケットを購入しましたが、宿泊したホテルの最寄りとしてはブライアント・パークが最も近い場所でしたので、前もって知っていればなあと思いました(→NYCエアポーターのウェブサイトにおいても、よーく読むとちゃんと書いてありました)。
Hilton Garden Inn New York/Times Square Central
で、宿泊したのは、Hilton Garden Inn New York/Times Square Central。
ご存知の通り、ニューヨークのホテル代は全体的にかなり高いです。しかも、その中心地であるタイムズ・スクエア周辺のホテルは、どこもいい値段です。しかしながら、今回のニューヨーク訪問の主な目的の一つがブロードウェイ・ミュージカルを観ることにあったので、観劇後は歩いてホテルまで帰ることができるよう、できればブロードウェイの劇場が建ち並ぶタイムズ・スクエア周辺で宿泊したいと考えていました。
そんな中で色々探した結果、ここHilton Garden Inn New York/Times Square Centralにしました。日本でヒルトンと言うと高級路線のイメージがありますが、こちらではいくつかのブランドを展開していて、そのうちHilton Garden Innは比較的リーズナブルな位置付けのようです。本家のヒルトンや最上級ブランドのコンラッドに比べると設備は簡素なものでしたが、部屋の広さを含めて必要十分なレベルで、またヒルトングループということでサービスも問題ありませんでした。2泊で税・サービス料込みで$354でしたが、近隣のホテルの値段と立地の良さを考えれば、そのコストパフォーマンスはかなりのものと思います(→立地については、詳しくは一番下の地図をご覧頂ければと思いますが、42nd Street沿いで、6th AvenueとBroadwayの間という至極便利なロケーションです)。
ホテルにチェックインし、荷物を置いて早速ニューヨーク観光へと繰り出します。
ブライアント・パーク(Bryant Park)
まずはホテルから1ブロック東にある、ブライアント・パーク(Bryant Park)。
ミッドタウンのオフィスビルに囲まれた中で緑の多いこの公園は、周辺の企業に勤める人や観光客の憩いの場となっています。
今回訪れたタイミングでは行われていませんでしたが、コンサートや映画などの野外イベントもよく開かれるそうです。
ニューヨーク公立図書館(The New York Public Library)
そしてブライアント・パークのすぐ隣り(というより、正確にはブライアント・パークの敷地内)にあるのがニューヨーク公立図書館(The New York Public Library)。
1911年建造のバロック様式の建物です。
図書館ですが観光スポットにもなっていて、たくさんの観光客が写真を撮っていました。
ちなみに、ニューヨーク公立図書館は全米でも随一の蔵書量をほこり、米国第3代大統領トーマス・ジェファーソンの独立宣言のコピーなども保管されています。
建物入り口は、有名な五番街に面しています。
そして五番街を南下すると、自由の女神と並んでニューヨークの象徴の一つと言える、エンパイア・ステート・ビルがあります。
但し、今回は実質1日半というスケジュールの関係上、遠くから外観を観て終わり。
その他周辺で撮ったスナップとか。
グランド・セントラル駅(Grand Central Terminal)
再び42nd Streetへ。奥の細長い建物は、クライスラー・ビル。
少し東へ進むと、グランド・セントラル駅(Grand Central Terminal)が見えてきます。
建物の中へ。
グランド・セントラル駅は1913年に完成したボザール様式の建物で、コンコースには2,500個もの電球を用いて星座を描いた天井画があります。
なので駅という枠組みを超えて、建物が観光客にとって格好の写真スポットとなっていました。
それとグランド・セントラル駅にはメトロノース鉄道と呼ばれる通勤鉄道が乗り入れていて、改札口は各駅に設置せずに列車乗車後に車掌が行う方式のため、乗車券がなくてもこんな感じで写真を撮ることができます。
グランド・セントラル駅構内にはたくさんのショップやレストランがあり、そのうちカジュアルな雰囲気のデリで昼食兼夕食を買いました。
この後、タイムズ・スクエアやロックフェラーセンター周辺をブラブラし、夜は楽しみにしていたブロードウェイ・ミュージカルを観たのですが、それについて次の記事で。
【まとめ】
という訳で、ニューヨーク弾丸旅行1日目の一部として、ニューヨーク公立図書館、グランド・セントラル駅などの記事でした。9年振りにニューヨークに降り立った第一印象として、思いのほか変わっておらず、一方でタイムズ・スクエアを中心に相変わらずの熱気だなあと思いました。やはりニューヨークは世界を代表する都市だなと。そして以前の”I ❤ NY”の思いが、すぐに蘇りました。
なお、今回実質1日半の短い日程なので、当初はブログも3回又は4回程度の記事でまとめるつもりでしたが、写真を整理し始めると「この写真いいな」「こいつもいいぞ」と中々取捨選択ができず、ざっと見積もった結果、今の所全部で9回に分けて記事にしていく予定となりました。そんな訳で、この後8回ほど続く見込みですので、よろしくです。次回はタイムズ・スクエアやロックフェラーセンター周辺の様子、そしてブロードウェイ・ミュージカル『レ・ミゼラブル』について書いていきます。以上、kosuでした。
[地図]
[関連リンク]
ラ・ガーディア空港(La Guardia Airport)
NYCエアポーター(NYC Airporter)
Hilton Garden Inn New York/Times Square Central
ブライアント・パーク(Bryant Park)
ニューヨーク公立図書館(The New York Public Library)
グランド・セントラル駅(Grand Central Terminal)