シャッター音に惚れてフルサイズのカメラ(ソニー α7 II)に移行した話

ソニー α7 II アイキャッチ画像

【はじめに】

kosuです。このブログは「写真がメインのゆるい旅行ブログ」というスタンスで記事を書いているため、カメラやレンズなどの機材は扱ってこなかったのですが、今回「総取っ替え\(^o^)/」と言っていい機材の入れ替えをしたので、備忘のため(?)記事に残しておきます。

【本編】

ソニーのミラーレス機(APS-Cサイズ)を5年近く愛用

ブログのメニューバーにある「About」にもチラッと記載していますが、自分のカメラに関する歴史を振り返ると、いわゆるコンデジからミラーレス一眼に移行したのが2011年6月。北川景子さん主演で尾道を舞台にしたテレビCMに魅了され、ソニーのNEX-C3というモデルを手にしました(→今思えばどってことないですが、当時は「背景をぼかす」写真に衝撃を受けました)。
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それ以来、数回ボディの買い換えはあったものの、一貫してソニーのミラーレス機を使用し続け、レンズも拡充し、直近ではα6000というモデルを約2年間使用してきました。ことカメラに関しては、ソニーLOVEです。

ちょっと専門的な話をすると、NEX-C3からα6000まではいずれもイメージセンサー(撮像素子)がAPS-Cサイズのカメラです。一方、その間ソニーのミラーレス機には、フルサイズの「α7」シリーズが2013年11月からラインアップに加わりました。

一般的にAPS-Cサイズよりもフルサイズの方が画質がいいと言われていますが、これまでAPS-Cサイズのカメラを使っていて画質に特に不満はあまりませんでした。また、フルサイズはその分値段も高く、ボディ・レンズ共にサイズや重量もアップするため、自分にはAPS-Cサイズで十分と考えていました。あの日、ソニー銀座ビルで遊び半分で試しにシャッターを切るまでは。。。

シャッター音に衝撃を受けた

ソニーではカメラ購入検討者や購入者向けの有料/無料のセミナーを数多く開催しており、自分もちょくちょく出ています。その日(3/13)も無料セミナー参加のため、会場であるソニー銀座ビルへと足を運んでいました。少し早く着いたので、時間調整のため展示されているカメラ、特に今やソニーのカメラの主力であるフルサイズの「α7」シリーズを軽く見てみることにしました。""

「α7」シリーズには、(価格も含め)バランス重視のα7、α7 II、高解像度重視のα7R、α7R II、高感度性能重視のα7S、α7S IIの全部で6種類が現行モデルとして発売中です。一通り触れて見ていく中で「へえ〜、モデルによってシャッター音のチューニングも変えているんだあ」と気付き、最後に手にしたα7 IIのシャッターを切った時に衝撃を受けました。

「うわっ、このシャッター音、音の大きさ・高さ、手に伝わる感触、すべて完璧(゚д゚lll)」

別にシャッター音で撮れる写真が変わる訳ではないので、正直これまでカメラを選ぶ上でシャッター音はほとんど気にしていませんでした。が、このα7 IIのシャッター音はそんな自分の考えを根底から覆し、何度かシャッターを切るうちに「このシャッター音を聞きたいがためにα7 IIが欲しい」と思うようにさえなりました。とりわけ手に伝わってくるシャッター音の振動(感触)が秀逸で、適度な重量感でズシリと響き(←この塩梅が絶妙)、ちょっと大げさに言えば「今目の前にあるこの瞬間を、自分はこのカメラで切り取っている (`・ω・´)キリッ」という感覚を呼び起こしているようです。

フルサイズへ移行します

前置きが長くなりましたが、α7 IIを購入し、フルサイズへ移行することにしました。""

本当は近々スーツを一着追加したいな、靴を一足買い足したいな、春先に薄手のコートが欲しいなという希望もあったのですが、そういうのは当面お預けです。

さらに、これまで使ってきた機材を売って、フルサイズ用のレンズも3本(SEL1635Z、SEL55F18Z、SEL90M28G)購入しました。""

もう「毒を食らわば皿まで」の世界です。今使っているパソコン(MacBook Pro 15インチ)は3年近く経過していて、起動とか遅くなっているのですが、壊れない限りまだしばらく使い続けることになりそうですし、携帯(iPhone6)も当分の間機種変更はなくなるなあと。それでも、今回のフルサイズへの移行を優先することにしました。

これまでが自分のカメラ人生の第一章とすれば、ここからは第二章へと突入することに!?

【まとめ】

という訳で、シャッター音に惚れてフルサイズのカメラに移行した話でした。思えば、最初にコンデジからソニーのミラーレス機(NEX-C3)に移行したのは、テレビCMに魅了されたことがきっかけです。そして今回、シャッター音に衝撃を受けたことを契機に、フルサイズ(α7 II)へ移行することとしました。

こうして見ると、「何かに衝撃を受ける→それがトリガーとなり、半ば衝動的に購入する」という流れで、「熟慮」とか「計画性」などの言葉とは無縁の行動パターンとつくづく思います(汗)。ただし、以下のネット記事を読んで救われました(と自分に言い聞かせています)。

最後になるが、カメラは持つものである。手に握った感じ、見た感じ、シャッターを切った感じ、五感で感じたものを信じて欲しい。第六感で感じたものは「愛」だ。それが一番あなたにあったカメラだと思う。小さくてもいい、大きくてもいい、軽くてもいい、重くてもいい。そのカメラがいつもあなたのそばにあるのなら。

出典:春、物欲の季節。カメラの買い方ースマホからのステップアップー

明日からα7 IIでの初撮りへ

さて、今回「シャッター音に惚れた」ことがきっかけとなった今回の機材入れ替えですが、やはりAPS-Cサイズからフルサイズに移行して、どれだけ画質が変わるかも気になるところです。早速すぐにでも手近な所で写真を撮りに行きたいところですが、一方で記念すべき初撮りゆえに、撮る場所については何かしら自分の思い入れがある場所に拘りたいと思う部分もあります。

で、自分の中で思い入れがある場所について思いを巡らせてみて、試しに調べてみました。そうしたら、出発4日前で、また三連休中にも関わらず、ANAのマイルで無料航空券が往復分確保でき、宿もギリギリ押さえられそうだったので、思い切って明日3/20(日)から1泊2日である場所に行ってくることにしました。そう、場所は、それまでコンデジしか使ったことがない自分がソニーのミラーレスカメラを購入するきっかけとなったテレビCMの舞台である尾道です。尾道には2年前に一度行っていて(→関連記事)、その時「猫の細道」で撮った福石猫をプロフィールのアイコン画像に使用していますが、今回フルサイズのカメラを買って最初に撮りに行く場所としてはこれ以上ない場所だと思いました。

そういう訳で、明日から尾道に行ってきます。旅行から戻ったら、フルサイズのカメラで撮った第一弾の旅行記を書いていくので、よろしければ引き続きご覧下さい!以上、kosuでした。

[追記1]「思い出の地、尾道再訪」シリーズとして記事をアップしました。
その1:千光寺・天寧寺海雲塔など
その2:千光寺周辺の夕景、千光寺山荘から見た夜景・日の出
その3:猫の細道で108匹の福石猫探し
その4:神社・お寺巡り
その5:尾道駅周辺・ガウディハウス・坂道散策・おのみち映画資料館
その6:尾道本通り商店街(あくびカフェー・ゆーゆーなど)&海岸通り

[追記2]約2年使用後、さらに後継機に買い換えました(2018.04)
”機材を「α7 II & SEL1635Z」から「α7 III & SEL1635GM」へチェンジ!”

[関連リンク]
ソニー デジタル一眼カメラα(アルファ)


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