【はじめに】
人生で一度はこの目で見てみたいと思い、行列を覚悟の上で京都の紅葉を見に行きました。
三連休を避けて平日に見に行きましたが、やはり人の数は多く、正直のんびりと落ち着いて見るという訳にはいきませんでした。それでもなお、この時期だからこその京都ならではの紅葉の風景というものは間違いなく存在し、人の多さを差し引いても、一回は行く価値があると思うところです。
なお、今回の旅行は3泊4日で、この記事はそのうち1日目の内容となります。
【旅程】
★1日目:東福寺→南禅寺&天授庵→永観堂→圓徳院&高台寺(含むライトアップ)
☆2日目:嵐山界隈(天竜寺・渡月橋等)→金閣寺界隈→北野天満宮(含むライトアップ)
☆3日目:貴船神社→銀閣寺界隈→清水寺(含むライトアップ)
☆4日目:平等院鳳凰堂→平安神宮→祇園界隈
【旅行日】
2014年11月18日〜21日
【本編】
京都に着きました。今回初めて夜行バスを利用しましたが、思いの外(?)快適でした。宿泊するホテルに一部荷物を預けて、まずは朝食をということで京都駅構内のカフェに入りました。近鉄名店街「みやこみち」にある「カフェ チャオプレッソ」というお店で、「舞子はんカプチーノ」なるメニューが気になり、オーダーしてみました。
最初の目的地は、京都駅から1駅の「東福寺」。
開門の8時30分に合わせて行きましたが、京都の紅葉の名所の1つでもあるので、既に人が多いです。なお、写真をご覧になっておわかりの通り、この時間帯はあいにくの空模様で、小雨も混じる中でのスタートとなりました。
東福寺の紅葉の最大の見所は、「通天橋」と呼ばれる橋からに眺めで、早速その通天橋に行ってみます。
これが通天橋からの眺めです。向こうに見えるのは、「臥雲橋」と呼ばれる別の橋です。
臥雲橋のアップです。向こうは通天橋を眺める格好になり、臥雲橋については最後に立ち寄ります。
また、通天橋の下に降りることもでき、こんな感じで下から通天橋を見上げて写真を撮るのも定番カットのようです。
そして通天橋の下は、ちょっとした散策路になっています。
落ち葉を撮ってみました。この後、方丈庭園なども回ってみたのですが、紙面の都合で(?)写真は省略。
最後に、先ほどもチラッと触れましたが、臥雲橋から通天橋を見た眺めです。
東福寺についてはここまでですが、お天気に恵まれなかったのは少し残念でした。
電車を乗り継いで次に来たのは、「南禅寺」。
ここら辺から天気も回復してきました。この周辺は徒歩圏内に紅葉を楽しめるお寺が複数あるので、効率よく紅葉散策が可能となります。実際、自分も3箇所見て回りました。
スケジュールの関係で、最初に訪れたのは南禅寺ではなく、その塔頭の「天授庵」。
毎年行われているJR東海の「そうだ 京都、行こう。」の昨年(2013年)秋のキャンペーンで特集されたお寺です。
天授庵には2つ庭園があり、こちらは「枯山水庭園」と呼ばれる庭園です。
もう1つは、「池泉回遊式庭園」と呼ばれるもので、写真はその入口になります。
中に入ると、こんな感じで建物の窓に紅葉が映り込んでいました。
また回遊式の池があり、こんな感じで苔がたくさんあります。
そのほか、別の場所にはこんな感じで、建物越しに紅葉を眺める場所なんかもありました。
ここまでが天授庵です。
さてお昼です。「南禅寺 順正」というお店に入りました。お豆腐や湯葉がメインのお店で、湯豆腐のセットを頂きました。
11時の開店直後に入りましたが、このように開店直後であれば、一部の超人気店を覗き比較的スムーズに入れるお店が多いような印象です。
午後の散策開始です。今度こそ、南禅寺本体です。
参道です。
南禅寺の紅葉の見所の一つがこちらの「三門」。
こんな風に上まで上がることができます。
なお、歌舞伎のある演目では、この風景を見て石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言う場面があるそうです。
また、南禅寺のもう一つ個人的に見所と思うのが、「水路閣」と呼ばれる水道橋。ローマの水道橋を模して造られたというレトロな水路閣と紅葉の組合せが面白いです。
そこで、こんな感じで、赤いモミジと組み合わせたり、
緑色のモミジと組み合わせたり、
赤のモミジを前ボケとして入れてみたりしました。
こちらは水路閣の真下から撮ったものですが、中はアーチ状になっています。
このほか、水路閣周辺で色々アップで撮りました。
こんな感じや、
こんな感じで。
ここまでが南禅寺です。
続く