【本編(続き)】
南禅寺の次にやってきたのは、南禅寺から歩いて10分くらいの所にある「永観堂」。ここは「もみじの永観堂」と呼ばれるように、京都の紅葉を代表するお寺に1つです。
永観堂の紅葉の見所は、「放生池」と呼ばれる池の周辺が一番絵になる感じかなと思います。
恐らくこの構図が、ガイドブックやパンフレットなどにもよく出てくるもので、
こちらはもう少し右によって、手前のモミジをかぶせてみました。
上記2枚のうち、個人的には下の方がより面白いかなと思い、この写真を今回の旅行記のカバー写真としました。
また池にはカモがいました、紅葉の映り込みも交えて撮りましたが、なんだか邪悪な目つきをしてますね。
このほかの見所としては、「多宝塔」と呼ばれる高台や、
「釈迦堂」から「御影堂」と続く拝観ルートもいい眺めです。
あとは適当に回りながら写真を撮りました。
屋根とか、
手水舎とか、
水辺の落ち葉とか、
ちょっとカラフルにして遊んだりとか。
ここまでが永観堂です。
電車で移動し、この日最後のエリアの高台寺方面へ。
高台寺とその塔頭である「圓徳院」の共通拝観券が売られていて、高台寺はライトアップも見たかったので、まずは圓徳院から。
塔頭なのでこじんまりしていますが、こんな感じで庭園の紅葉があったり、
書院の庭先で紅葉を楽しむことができます。
屋根の部分を、ちょっとアップで撮ってみました。
ちなみに、圓徳院と高台寺は道一本隔てて位置しており、この道は「ねねの道」と呼ばれ、お土産屋さん等が立ち並んで、中々絵になる風景です。
さて、最後の目的地「高台寺」です。
高台寺については、夜のライトアップが非常に有名ですが、他のライトアップを行うお寺が昼夜入替制を採用する所が多い中、ここは昼夜入替制ではないとガイドブックあったので、昼と夜両方楽しむつもりで日暮れ前から入りました。どちらか言えば、夜のライトアップを楽しみにしていたので、昼は軽くササッと見ることにします。
屋根とか、
庭園とか(→傘のオブジェは夜のライトアップで利用)、
臥龍池と呼ばれる池とか(→ここがライトアップの主役となります)、
竹林とか。
アレ、いつの間にか一周して、外に出てしまいました。この時点で嫌な予感がしたのですが、高台寺の係の人に聞くと、一度出ると、夜のライトアップでは再度拝観券の購入が必要とのこと(涙)。
確かにこちらの不注意もありますが、「昼夜入替制なし」という点については留意が必要です(→拝観ルートは一方通行で、逆行も困難なので、一枚の券で昼と夜両方回るというのは、実質無理だと思います。あくまで、ライトアップ開始の少し前に入って、入口付近で待機して、ライトアップが始まってから回り始めるということになろうかと)。
ちょっと予定が狂いましたが、夜のライトアップが始まる前に夕食を済ませます。食事したのは、「ひさご」というお店で、名物の親子丼を頂きました。
ここはガイドブックにもよく登場するお店で、実際永観堂から高台寺に向かう時や高台寺のライトアップを見終わった後にお店の前を通った時には行列ができていましたが、このタイミングでは並ばずに入ることができました。そういう意味では、予定変更がいい方向に影響したとも言えなくもないと思います。
そろそろ暗くなってきたので、今度こそ高台寺のライトアップです。事前に調べたところでは、先ほどのもチラッと紹介した臥龍池付近が一番の見所とのことです。
とりあえず中に入ります。ここら辺はウォーミングアップ的な感じ、適当にシャッターを切ります。
もう1枚。
昼間の写真でも載せた庭園です。ご覧の通り、傘のオブジェがライトアップされています。
さて、ここからが高台寺のライトアップのハイライトである臥龍池。これは結構驚きました。臥龍池の水面が水鏡のように紅葉の映り込んだ姿は、本当に美しいです。以下、臥龍池の逆さもみじの様子を3枚ほど。
その1
その2
その3
臥龍池の先に進みますと、こんな感じで先ほど傘のオブジェがあったりもしました。
そして、ゴール直前最後の見所が竹林で、ここでも傘のオブジェが使われています。
ちょっと人が入り込んでいるので、アップで寄ってみます。
横バージョンも。
この後はまっすぐホテルに戻って、1日目は終了です。
【まとめ】
高台寺の昼夜入替制なしについては腑に落ちない部分もありますが、夜のライトアップのクオリティが高いので、「まあ通常の昼夜入替制と考えれば、いいかな」と思うようになりました(笑)。
という訳で、3泊4日目の京都紅葉旅行の1日目の旅行記はこれにて終了です。2日目は嵐山や金閣寺方面へと繰り出します。
続く
河上夏子
河上夏子様、コメントありがとうございます。ただ、お名前だけ書かれたのみで、本文が抜けてしまっているようですが。。。