【本編(続き)】
午後は祇園周辺をブラブラします。
まず目に入ったのは、最寄り駅である祇園四条駅を出てすぐにある「南座」。
松竹が運営していて、歌舞伎のほか演劇やコンサートが催されたりするそうです。
南座の後は、祇園らしい風情のある「白川南通」を歩きます。
白川南通で特に有名なのは、この朱色の駒寄せ。
ドラマや映画の撮影スポットとしても有名だそうです。
アップでもう1枚。
それとこの付近で多く目にしたのが、挙式用の写真を撮りに来たカップルとカメラマンも兼ねる業者の方々。
白川南通を右に曲がると、こちらも有名な「巽橋」。
さらにその巽橋を南側に渡ってすぐにある「切り通し」と呼ばれる路地。
程よい狭さと石畳の道は、祇園の中でも一番風情ある景観に思えました。加えて、和服の女性と割烹着を着た自転車の男性が風情を高めてくれています。という訳で、上の写真を記事の表紙に採用。
もう1枚和服女性の見返り美人的なアングルで。
切り通しを進むと、祇園で一番賑やかな「四条通り」とぶつかりました。
今度は「花見小路」と呼ばれるお茶屋さんや町屋が立ち並ぶ通りを歩きます。
で、辿り着いたのが「正伝永源院」。
普段非公開の寺院ですが、秋の紅葉シーズン中は庭園を特別公開していると聞き、来てみました。
中の様子その1。
中の様子その2。
中の様子その3。
小さい寺院なので、庭園のみの風景ですが、中々良かったです。そして、ここの特徴は、こじんまりした規模ゆえか、スタッフの方が拝観者に寺院の由来等を説明してくれます。自分が行った時は4組程度の拝観者でしたので、アットホームな感じで見学できました。
お次は正伝永源院のすぐ近くにある「建仁寺」。というより、正伝永源院は建仁寺の塔頭という関係にあります。
まずは無料の境内を散策。
手水舎。
お地蔵さん!?
有料ですが、せっかくなので法堂等の中も見ていきます。
通常美術品は写真撮影NGな場合が大半ですが、建仁寺はOKでした。
「双龍図」という建仁寺の一番のウリの(?)作品です。
建仁寺を後にして向かったのは、「法観寺」。正確には、そこにある「八坂の塔」を見たくて向かいました。
塔を中心に写すため、縦構図でも一枚撮っておこうかと。
一応不定期で中に入れるようなんですが、どうもこの日はお休みのようで(?)これにて法観寺(八坂の塔)は終わり。
ちなみに近くには「八坂庚申堂」があり、カラフルな「くくり猿」が奉納されています。
終わりが段々近くなってきました。今回の京都旅行の実質最後の目的地は「八坂神社」です。
中はこんな感じで屋台があったりして、賑わいを感じます。
「舞殿」です。
提灯をアップで撮ってみました。
本殿です。
京都行ったら機会があれば食べたいと思っていたのが「京パフェ」。八坂神社鳥居内にある「二軒茶屋 中村楼」で頂きました。
ちょっと時間が余ったので、八坂神社のすぐ近くにある「円山公園」にもチラッと足を運びました。
ギターの弾き語りをしている外国人がいたりしました。
京都駅に戻り、最後の晩餐です。「田ごと」という和食のお店で、湯葉メインの料理を頂きました。
このお店新宿の京王百貨店にも入っていたと記憶していますが、京都のお店は比較的カジュアルな感じです。
そして最後は駅構内でお土産を買い、夜行バスにて東京に戻りました。
1日目の記事でも書いた通り、今回初めて夜行バスを経験しましたが、思いのほか快適でした。色々クラスがある中で最初なのでそれなりいいのを選んだこともありますが、それでも新幹線(のぞみ)よりも十分に安いので、京都を再訪する機会があればまた夜行バスを使うかもです。
【まとめ】
さて、4日間全体を総括すると、11/18(火)~21(金)と三連休直前の平日に来た訳ですが、確かにたくさんの観光客がいるものの、清水寺以外は人の多さは概ね想定の範囲内で、それほど人混みが苦痛という場面もありませんでした(→除く清水寺のライトアップ)。三連休はもの凄い人の数と聞くので、やはり可能なら平日がいいんでしょうね。それと紅葉のタイミングとしては、基本的にはまずまずなんですが最盛期の少し前という感じで、この一週後がベストだったかもしれません。ただ、この時期の京都の宿の予約は夏の段階で済ませておく必要があるので、こればかりはその年の状況次第と言えようかと。
ちなみに旅行好きの方であればご存じかもしれませんが、アメリカの旅行専門誌「Travel + Leisure」が実施した読者投票「ワールド・ベスト・アワード2014」で、京都が1位になったというニュースを最近耳にしました(参考)。
そんなこともあり、京都はまたいつか来たいですね。という訳で、3泊4日の京都紅葉旅行の4日目の記事及び一連の京都紅葉旅行シリーズはこれにて終了です。最後までお読み頂きありがとうございました!
完