【はじめに】
横浜山手西洋館の「世界のクリスマス2014」に行ってきました。
横浜山手西洋館とは、大正末期から昭和初期に建てられた横浜の山手地区にある公開西洋館7館の総称で、横浜市が所有・保存し、無料で一般公開しています。そして、山手西洋館では、季節ごとに様々なイベントやコンサートなどを行っており、「世界のクリスマス2014」もその一つです。
このイベントでは、各西洋館がテーマ国を決めて、その国の特徴的なクリスマス装飾と文化を紹介しており、ちょうどイベント最終日の12月25日は職場がクリスマス休暇だったこともあり、行ってみたところです。
【回った西洋館とテーマ国】
プラフ18番館:シンガポール
外交官の家:アメリカ
山手68番館:フィンランド
べーリック・ホール:スペイン
エリスマン邸:イタリア
山手234番館:フランス
横浜市イギリス館:イギリス
山手111番館:日本
【訪問日】
2014年12月25日
【本編】
スタートは、「イタリア山庭園」の中に建つ「プラフ18番館」と「外交官の家」です。
まずは「プラフ18番館」。
ここはシンガポールのクリスマスがテーマで、「海を臨むクリスマス~東洋の貴婦人と共に~」というタイトルが付いています。
ちなみに、以前1年半ほどシンガポールに住んでいたことがあったので、自分にとっては懐かしい雰囲気です。
サイトの説明を引用すると、「海の交通の要衝として、煌めくように発展してきたシンガポール。人やモノが交わる街で、東洋の貴婦人と共にエキゾチックで華やかなクリスマスを。プラナカンの女性的で繊細な美意識もお楽しみください。」とあります。
「プラナカン」については初めて耳にする方も多いかもしれませんが、15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことです。彼らは現地(マレー)の女性と結婚し、独自の生活スタイルを築きました。こうした文化を総称して「プラナカン文化」と言われています。
ベースは中国の文化ですが、
それにマレーやヨーロッパの文化がミックスされた感じです。
なので、色使いがちょっと面白い感じです。
こんな感じで結構女性的な感じがする文化でもあったりします。
「プラフ18番館」はここまでです。
次は「外交官の家」です。
ここはアメリカのクリスマスがテーマで、「Style of NY ~ X’mas holidays ~」というタイトルが付いています。
食器類のアップとか。
それにしても、オレンジが鮮やかですね。
一転、こちらは落ち着いた感じの色合いの食器類。
また一転して、鮮やかな青の食器類。
最後は、サンタの飾りとか。
「外交官の家」はここまでです。
次は「山手68番館」です。
ここはフィンランドのクリスマスがテーマで、「フィンランドの森で出会ったクリスマス」というタイトルが付いています。
フィンランドと言えば、ムーミンが有名ですよね。
館内にはムーミン関連の本が何冊かありました。
それとフィンランドには「サンタクロース村」と呼ばれるサンタクロースが暮らす村があり、サンタクロースとも縁が深い国であったりします。
横向きのサンタクロースとか。
「山手68番館」はここまでです。
次は「べーリック・ホール」です。
ここはスペインのクリスマスがテーマで、「聖マリアと3つの贈り物」というタイトルが付いています。
スペインと言えば「闘牛」のイメージがあるせいでしょうか、赤いテーブルクロスです。
ちょっとアップで。
テディベアとか。
オレンジな装飾とか。
「べーリック・ホール」はここまでです。
続く。