【はじめに】
3ヶ月前に初四国で愛媛の松山に行ってきましたが、今度は香川の方に1泊2日で行ってきました。
今回の旅の目的は大きく2つで、1つは雑誌等で見て以前から行きたいと思っていた金刀比羅宮への「こんぴら参り」を行うこと。もう1つは、本場のさぬきうどんを食べ尽くすことです。
この記事は1日目のもので、金刀比羅宮への「こんぴら参り」が主な内容となります。
【旅程】
★1日目:金刀比羅宮(こんぴら参り)→高松市中心部(宿泊)
☆2日目:高松市中心部(栗林公園・玉藻公園など)
【旅行日】
2014年2月10日〜11日
【本編】
羽田から朝一便で空路高松空港に到着後、まず向かったのは空港内のうどんのお店です。
今回の旅の目的の一つが「現地でさぬきうどんを食べ尽くす」ことにあるので、出発前には朝食を取らずに香川到着後に早速空港内のさぬきうどんのお店「うどん王の炊事場」に行った次第です。
この日は琴平地区にある「こんぴらさん参り」がメインで、空港からは直通の連絡バスが走っていて、約45分くらいで着きました。
自分はバスの車内で知りましたが、目的地が金刀比羅宮の場合には、バスの終点のJR琴平駅まで乗っている必要はなく、そのいくつか手前の「八千代」というバス停で降りるとすぐに参道入り口となります。参考になればと。
ちなみに、写真ではわかりづらいでしょうが、香川の方ではここ数日雪模様で、この時も雪がパラパラと降っている状況でした。
ちょっとお天気が心配ですが、何ははともわれ、こんぴらさん参り開始です。
境内入り口である大門をくぐり抜けると、「五人百姓」が店を構えています。
五人百姓とは金刀比羅宮に貢献があり、境内で唯一商売を許された5軒のお店で、いずれも飴を売っています。写真をご覧頂くとおわかりの通り、雪模様のため、結構寒そうにしていました。
五人百姓のエリアの先は、桜の馬場と呼ばれる石畳の道が150mほど続きます。
桜の馬場近くの御厩では、神様がお乗りになるための馬「神馬」を飼養していました。
ここは「桜馬場西詰銅鳥居」という鳥居です。
ちなみに「しあわせさん。こんぴらさん。」の看板がそうであるように、金刀比羅宮のシンボルカラーは黄色だそうです。
こちらでは日本の油絵普及に貢献した高橋由一の作品が展示されています。
こちらは円山応挙の襖絵が展示されている書院と呼ばれる建物。
御本宮目指して登っていきます。
重要文化財の旭社です。段々と雪が強くなってきました。
旭社近くの手水舎。
ゴールの御本宮が見えてきました。「笑顔で長生き。こんぴらさん!!」の看板に思わず癒やされます。
そんなこんなで御本宮に到着しました。
本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇です。
何と言うかやはり風格がありますね。
このカップルに続いて参拝しました。
この時間帯の空模様です。出発前はまさか雪になるとは思ってもみませんでした。
ただ、その一方でこうした雪と寺社も絵になるなあと思うところ。
絵馬殿ですが、「絵まで」飾られています。
一文銭を集めて作られたという銅馬。
ちなみに、気温はかなり低く、ご覧の通り、少し氷が張っています。
さて、本宮のさらに奥には、白峰神社や厳魂神社といった奥の院があるのですが、時間の関係もあり、ここで引き返すことにしました。
参道入り口付近の門前町に戻り、お昼します。
冒頭でも書きましたが、「本場のさぬきうどんを食べ尽くす」ことが今回の旅のテーマの一つですので、お昼もさぬきうどんに。「こんぴらうどん本店」というお店に入りました。
お昼の後は、旧金比羅大芝居(金丸座)へ。
国の重要文化財に指定されている芝居小屋で、中の様子はこんな感じです。
旧金比羅大芝居(金丸座)を後にて、門前町のお土産屋などを見て回りました。
こちらは、お昼を食べたお店の前辺りです。
さて、「こんぴらさん参り」はここまでとして、宿泊先の高松市内へと「ことでん」(正式名称は高松琴平電気鉄道)で移動します。
こんな感じで、イルカのキャラクターが可愛らしいですね。
時間に余裕があったので、一台遅らせて出発する車両を写真に収めたり。
ローカル線の雰囲気を満喫して、高松市の中心部に到着しました。
上の写真は、2010年に開催された瀬戸内国際芸術祭の作品である「Liminal Air-core-」。本当は青空をバックに写真を撮れればと思っていましたが、お天気が残念。
この後ホテルにチェックインして、少し街中をブラブラしようかと思っていましたが、雪の中のこんぴらさん参りの影響かちょっと体調がイマイチでしたので、翌日に備えて静養しました。
【まとめ】
という訳で、1泊2日の香川旅行の1日目が終了です。「一生に一度は、こんぴらさんへ」というキャッチフレーズが示す通り、こんぴら参りは行って良かったですね。あわよくばお天気に恵まれればという思いもありますが、雪の中のこんぴら参りも年にそう頻繁にあるシチュエーションではないでしょうから、これはこれで良かったのかなと。
2日目は、高松市内の中心部を見て回ります。
[参考]
香川県公式観光サイト
金刀比羅宮
ことでん