【はじめに】
kosuです。9月上旬に韓国のソウルへ行ってきました。天候面ではまったく恵まれませんでしたが、食事は美味しく、親切な人が多くて楽しめました。また旅行手配直後から日韓関係が悪化して「旅行しづらいのでは?」という懸念も杞憂に終わりました。この記事では、3日目の景福宮について書いていきます。台風の影響で景福宮は残念な結果に終わりましたが、急遽訪れた国立古宮博物館や国立民俗博物館が予想以上に充実していました。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: 金浦国際空港へ
* 1日目: 明洞
* 1日目: 明洞(ライトアップ)
* 2日目: 国立中央博物館
* 2日目: 戦争記念館
* 2日目: 東大門
* 2日目: 東大門(ライトアップ)
* 3日目: 景福宮[今回の記事]
* 3日目: 国立現代美術館など
* 3日目: ソウル駅
* 3日目: ソウル駅(ライトアップ)
* 4日目: COEXアクアリウム・ピョルマダン図書館
* 4日目: ロッテワールド
* 4日目: ロッテワールド(ライトアップ)
* 5日目: パラダイスシティ
* 5日目: 仁川国際空港から帰国&成田空港で一夜
【旅行日】
2019年9月5日-9日
【本編】
世宗カンジャンケジャン
韓国ソウル旅行の3日目です。宿泊している明洞の「世宗ホテル(Sejong Hotel)」では朝食を付けていなかったので、外で朝食をとります。
幸いホテル周辺には早朝から営業しているお店もいくつかあり、今日は「世宗カンジャンケジャン」というお店に入ってみることにしました。
旅行前から予報で確認済みでしたが、3日目は台風がソウルに最接近するということで、テレビでも台風のニュースを取り上げています。
前菜。
店名からも明らかな通り、カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)が名物のようですが、結構値段が高いので、参鶏湯にしてみました。
光化門広場
台風の影響が心配なところですが、予報では午前中は曇りで雨はなんとか回避できそうなので、ひとまず予定通りに回ることにします。まずは「光化門広場」からスタート。
「光化門広場」は、この後訪れる景福宮の南側から市庁方面へと続く世宗路にある広場。
李氏朝鮮の第4代国王「世宗」の銅像。
周りには複数のガードマンがいて少し緊張しましたが、軽く写真を撮る分には何も言われませんでした。
景福宮
光化門広場を北進して、「景福宮」にやって来ました。写真は正門の光化門。
「景福宮」は、李氏朝鮮時代の1395年に建てられた王宮。韓国建国後は、敷地の一部に大統領官邸(青瓦台)が置かれています。
韓国の伝統衣装「韓服」を着ていけば入場無料ということで、チマチョゴリを着た女性を多く見かけました。
更には韓服を着て「景福宮」を訪れるツアーなどもあるようです。
池越しに見えるのは「慶会楼」。
「慶会楼」は国に祝事があったときや宴を催すために作られた池に浮かぶ楼閣とのこと。
午前10時から朝鮮時代の守門軍の交代儀式を再現した王宮守門将交代儀式が行われるので、正門の光化門方向へ戻ります。
景福宮の正殿である「勤政殿」。ご覧の通り、結構風が強くなってきました。
周りの皆さんも王宮守門将交代儀式を見に集まってきます。
が、ここで「勤政殿」の門が閉じられ、見物客は係の人から敷地から出るように促されました。「え、どういうこと!?」とすぐに状況が理解できないでいると、館内放送で「台風接近に伴い、この後風が強くなることが予想されるため、本日の営業は中止となります」とのこと。
「え〜、王宮守門将交代儀式を楽しみに来たのに」という思いも空しく、ここで景福宮散策は終了となります(涙)。
国立古宮博物館
元々は「景福宮→昌徳宮→宗廟」とソウルを代表する古宮を回る予定でしたが、景福宮が営業中止になった以上、昌徳宮・宗廟も同様に営業中止となっている可能性が高いと思い、そちらに行くのは止めました。
台風が来ることは事前にわかっていたので、一応「Plan B」として頭の片隅にあった周辺の博物館巡りに切り替えていきます。まずは景福宮の敷地内にある「国立古宮博物館」から。
「国立古宮博物館」は、朝鮮王朝の王室の美術品や衣装、絵画、家具などの遺物や関連資料を展示している博物館で、古宮から集められた格調高い宮中遺物を40,000点余りを所蔵しています。
以下、スナップ。
韓国の伝統服は、日本や中国のそれとも異なる独特なシルエットや色使いがいいですね。
ライティングも見事で、衣装がより一層輝いて見えます。
日本統治下で皇室用に使用された車なども展示されていました。
その他、こうした陶磁器や
書物などもありました。
当時の王朝の王様が乗る車「御駕(ぎょが)」なども見ることができました。
こんな感じで、「国立古宮博物館」を後にします。
土俗村参鶏湯
景福宮を一旦離れて、近くでお昼にします。
訪れたのは「土俗村参鶏湯」。
店内の様子。
店名からも明らかな通り、参鶏湯がメインのお店のですので、参鶏湯を注文。
国立民俗博物館
景福宮の敷地内にはもう一つ「国立民俗博物館」という博物館があるので、そちらも訪れてみます。景福宮の入口は既にすべて閉まっていたので、周囲をグルッと回る格好に。
門は閉まっていますが、光化門の前では写真を撮る人が沢山います。
「国立民俗博物館」に到着。
「国立民俗博物館」は、およそ86,000点の膨大な遺物を所蔵する博物館で、「韓民族の生活史」「韓国人の日常」「韓国人の一生」の3つの常設展示館と定期的に入れ替わる企画展示室からなります。
以下、スナップ。
先ほどの「国立古宮博物館」が王室の美術品や衣装などが所蔵されているのに対して、こちらの「国立民俗博物館」では大衆の生活の様子を垣間見ることができます。
こちらは「トルチャンチ」と呼ばれる、1歳になった子どもに着せる服。
ミニチュアとか
神輿とか。
この後も、引き続き博物館巡りをしていきます。
【まとめ】
という訳で、3日目の景福宮の記事でした。
「景福宮」は残念な結果に終わりましたが、急遽訪れた「国立古宮博物館」や「国立民俗博物館」も予想以上に充実していました。次回ソウルを訪れる機会があれば、今回見ることができなかった「景福宮」の王宮守門将交代儀式 にリベンジしたいですね!
次の記事では、3日目の国立現代美術館などについて書いていきます。以上、kosuでした。
[地図]
1. 世宗カンジャンケジャン
2. 光化門広場
3. 景福宮
4. 国立古宮博物館
5. 土俗村参鶏湯
6. 国立民俗博物館
[関連リンク]
Visit Seoul – ソウル市観光公式サイト
景福宮(英語)
土俗村参鶏湯
国立民俗博物館
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