マカオ旅行 その16(最終回) タイパフェリーターミナルから香港国際空港経由で帰国

コタイウォータージェット アイキャッチ画像

【はじめに】

kosuです。12月中旬にマカオへ行ってきました。前半はマカオ半島の世界遺産を、後半はコタイ地区のメガリゾートを回りました。この記事では、5日目のタイパフェリーターミナルから香港国際空港経由での帰国について書いていきます。

【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: 港珠澳大橋経由でマカオへ
* 1日目: リスボア周辺(ライトアップ)
* 2日目: ペンニャ教会など
* 2日目: セナド広場など
* 2日目: 聖ポール天主堂跡、モンテの砦、ラザロ地区など
* 2日目: 聖ポール天主堂跡、セナド広場など(ライトアップ)
* 3日目: サンズ・コタイ・セントラル
* 3日目: ザ・ヴェネチアン・マカオ
* 3日目: ザ・パリジャン・マカオ(ライトアップ)
* 3日目: スタジオ・シティ・マカオ(ライトアップ)
* 4日目: シティー・オブ・ドリームス
* 4日目: MGMコタイ、ウィン・パレス
* 4日目: ギャラクシー・マカオ
* 4日目: ザ・ヴェネチアン・マカオなど(ライトアップ)
* 5日目: マカオタワー
* 5日目: 帰国へ[今回の記事]

【旅行日】
2018年12月14日-18日

【本編】

コタイウォータージェットでタイパフェリーターミナルから香港国際空港へ

前回の続きで、サンズ・コタイ・セントラルからのシャトルバスでタイパフェリーターミナル にやって来ました。タイパフェリーターミナル シャトルバス

行きは新しく開通した「港珠澳大橋」経由で香港からマカオに入りましたが(関連記事)、帰りは香港国際空港行きのフェリーで帰国することにします。帰りも港珠澳大橋経由にせず、フェリーにしたのは、①シャトルバスなどコタイ地区のカジノリゾートから港珠澳大橋までダイレクトで行ける交通手段が現時点ではないこと、②香港からの帰りのフライトにちょうどよく接続する香港国際空港行きのフェリーがあったためです。

ちなみに、マカオと香港国際空港を結ぶフェリーには、マカオフェリーターミナル(Outer Harbour Ferry Terminal/外港客運碼頭)発着の「ターボジェット(TurboJET/噴射飛航)」と、タイパフェリーターミナル(Taipa Ferry Terminal/氹仔客運碼頭)発着の「コタイウォータージェット(Cotai Water Jet/金光飛航)」の2つがあります。前述の通り、帰りのフライトへの接続の関係で後者を選びましたが、ロケーション的にも、マカオ北側のマカオ半島にあるマカオフェリーターミナルよりも、南側のタイパフェリーターミナルの方がコタイ地区のカジノリゾートから近いので、その点からも助かりました。

香港国際空港行きのフェリーの乗客は、まず2Fに行ってチェックイン手続を行います。""

チェックイン・カウンター。""

コタイウォータージェットでは「Upstream Check In Service」があり、香港からのフライトのチェックインもここで行えます。さらに「Baggage Tag Through Service」があり、預け荷物については香港国際空港でピックアップする必要がなく、最終目的地(自分の場合、羽田空港)まで運んでくれます。但し、これらのサービスが適用される航空会社は決まっていて(→日本に就航している便ですと、JAL・ANA・キャセイパシフィック航空・香港航空・香港エクスプレスは問題ありませんが、ジェットスター・ジャパンやバニラエアといった日系LCCは少なくとも現時点では適用外のようです)、さらに航空会社ごとに香港国際空港での必要最低乗り継ぎ時間も異なるので、留意が必要です。

行きと同様帰りのフライトもキャセイパシフィック航空ですので、「Upstream Check In Service」「Baggage Tag Through Service」共に対象で、チェックインを済ませると、①フェリー乗船チケット、②香港の出国税払い戻しクーポン、③飛行機の搭乗券の3枚のチケット類が渡されました。""

なお、③については事前にウェブチェックインを行い、スマホの方にモバイル搭乗券を発券済みでしたが、ウェブチェックインの有無に関わらず、紙の搭乗券も別途配布されるようです。また、これはフェリー乗船後に気づいたのですが、何故か(?)預け荷物のタグの控えは発行されませんでした。今回タイパフェリーターミナルから香港国際空港経由で帰国するに当たり参考にしたブログ記事でも、同様のようです。羽田空港では荷物の紛失等なく無事ピックアップできたのでいいのですが、精神衛生上よくないので、もしこのブログをお読みの方でタイパフェリーターミナルから香港国際空港経由で日本に戻る方がいれば、現地で確認した方がいいと思います。

さて、出発まで時間に余裕があるので、建物内をブラブラと。現在のタイパフェリーターミナルは 大改修を経て2017年6月にオープンしたとのことで、建物全体が新しく清潔感に溢れています。タイパフェリーターミナル1

1Fにはフードコートやタイパフェリーターミナル2

お土産屋さん(「咀香園餅家 Choi Heong Yuen Bakery」)が。タイパフェリーターミナル3

出発便の案内版。13:55発の香港国際空港行きが搭乗する便です。""

出国審査へ。""

出国審査通過後、待合スペースで待機。""

乗船するコタイウォータージェットのフェリー。タイパフェリーターミナル4

人をシルエットにして。タイパフェリーターミナル5

乗船開始のアナウンスがあったので、フェリーに乗り込みます。""

船内の様子。""

タイパフェリーターミナルから香港国際空港までの所要時間は65分で、船内は無料のWiFiも完備しているので、退屈することもありません。

香港国際空港

香港国際空港のSkypier(海天客運碼頭)に到着。コタイウォータージェット

飛行機の乗り継ぎ(トランジット)と同様、香港には入国せず、手荷物検査だけ受けて、出発ロビーへと向かいます。""

また飛行機のチケット代には出国税が含まれているので、その払い戻しを受けました(→窓口の女性がまあビックリするくらいぶっきらぼうw)。""

空港内の連絡シャトル電車で、Skypierからターミナル1へ移動。""

ターミナル1に到着。香港国際空港1

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可能であれば空港内で軽く食事したかったのですが、乗り継ぎ時間が80分とあまり余裕がなかったので、そこはスキップ。""

香港国際空港2

代わりに空港内の写真を撮りました。香港国際空港3

香港国際空港4

香港国際空港5

香港国際空港6

キャセイパシフィック航空で帰国へ

帰国便は、16:20発のキャセイパシフィック航空542便(CX542)。""

行きは成田からでしたが、帰りは羽田着の便です。キャセイパシフィック航空

搭乗開始。""

機材はボーイング777-300で、エコノミーシートは3-3-3の配列。""

飲み物と行きの便ではなかったスナック菓子(ピーナッツ)。""

機内食。このほ食後にかハーゲンダッツのアイスも提供されました。キャセイパシフィック航空 機内食

前回の香港旅行で利用した香港航空もそうでしたが(関連記事)、行き(東京発)の便より帰り(香港発)の便の方が、機内食にお金をかけている印象です。あとこの便には日本人の男性客室乗務員が乗務していました。自分が記憶にある範囲では、海外の航空会社で日本人男性客室乗務員を見たのは初めてかと思います。

ほぼ定刻通りに羽田空港国際線旅客ターミナルに到着。羽田空港 国際線1

この後家路へと向かい、4泊5日のマカオ旅行は終了となります。羽田空港 国際線2

【まとめ】

という訳で、5日目のタイパフェリーターミナルから香港国際空港経由での帰国の記事でした。

シリーズ最終回ということでマカオ旅行全体を総括すると、今まで香港と合わせて訪れたことはあるものの、今回初めてマカオ単独を旅行しましたが、思いのほか見所がたくさんですね。世界遺産のあるマカオ半島側では、中国とポルトガルの文化の融合を肌で感じることができますし、コタイ地区のカジノリゾートではそれぞれ特徴があって楽しいです。行きで利用した香港とマカオを結ぶ「港珠澳大橋」は香港国際空港からダイレクトで移動できる計画があるそうですし、マカオ側の発着場所にもそのうち各ホテルからのシャトルバスも運行し出すと思います。また、今年2019年には地下鉄(Light Rail Transit (LRT) )が開業予定など、今までよりマカオ旅行の利便性が向上すると思います。こうした交通インフラが整備された頃に、今回スケジュールの関係上行けなかったタイパやコロアネを含めてまたマカオを再訪したいですね。

以上で全部で16回分記事にしたマカオシリーズはこれにて終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。

さて次の旅行先は既に決まっていて、2019年最初の旅行として3/8(金)〜11(月)の日程で、神戸を訪れます。マカオの次ということで国内の旅行先でいくつか検討したところ、被写体として魅力的なスポットがたくさんあり、特にベイエリアは昼・夜共に写真映えしそうなので、神戸にしました。しばらくブログの更新は空くと思いますが、旅行から戻り次第記事を書いていくので、引き続きご覧いただければと思います。以上、kosuでした。

[関連リンク]
マカオ観光局
Cotai Water Jet
Hong Kong International Airport
キャセイパシフィック航空

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4件のコメント

  1. 細かく説明があり大変参考になりました。できれば、それぞれの金額(食事やら移動等)も載せてもらえるとさらに参考になるのですが。
    ともあれ、このブログで刺激を受け、わたしも7月にマカオ歴訪をきめました。

    1. トラフィさん、コメントありがとうございます。食事や移動の金額については、そうですね〜、自分でもそこら辺は課題と思ってます(苦笑)。いずれにしましても、マカオは香港とは違った魅力がありますので、是非7月のマカオ訪問を楽しんで下さい!

  2. Hi Kosu, i’m Gerry from Indonesia. Your post is awesome. I will going to Macau also on this month. Could I share my itinerary by email to you? I want ask some questions. Thank you.

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