【はじめに】
kosuです。9月上旬に韓国のソウルへ行ってきました。天候面ではまったく恵まれませんでしたが、食事は美味しく、親切な人が多くて楽しめました。また旅行手配直後から日韓関係が悪化して「旅行しづらいのでは?」という懸念も杞憂に終わりました。この記事では、最終日5日目の仁川国際空港からの帰国と成田空港で一夜を過ごしたことについて書いていきます。台風15号の影響で、えらい目に遭いました。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: 金浦国際空港へ
* 1日目: 明洞
* 1日目: 明洞(ライトアップ)
* 2日目: 国立中央博物館
* 2日目: 戦争記念館
* 2日目: 東大門
* 2日目: 東大門(ライトアップ)
* 3日目: 景福宮
* 3日目: 国立現代美術館など
* 3日目: ソウル駅
* 3日目: ソウル駅(ライトアップ)
* 4日目: COEXアクアリウム・ピョルマダン図書館
* 4日目: ロッテワールド
* 4日目: ロッテワールド(ライトアップ)
* 5日目: パラダイスシティ
* 5日目: 仁川国際空港から帰国&成田空港で一夜[今回の記事]
【旅行日】
2019年9月5日-9日
【本編】
仁川国際空港
前回の続きで、統合型リゾート「パラダイスシティ」から仁川国際空港に戻ってきました。
時間は十分あるので、空港内をブラブラと。
仁川国際空港内で昼食をと思い、「Flavour 6」という6つのお店が集まる少し小洒落た雰囲気のフードコートに立ち寄りました。
スンドゥブチゲのセットメニューを注文。
そろそろ制限エリア内へ移動します。
帰国便で利用するアシアナ航空をはじめ多くの航空会社では、事前にインターネット又はセルフチェックイン機でチェックインを済ませてから搭乗手続をするのがデフォルトのようです。自分はソウル駅で事前搭乗手続を済ませていますので(関連記事)、カウンターに立ち寄る必要はなく時間の節約になります。
出国審査を通過して、制限エリアへ。ソウル駅で事前搭乗手続済みの場合、専用レーンから通過できます。
韓国最大の航空会社の大韓航空は第2ターミナルを利用のため、こちらの第1ターミナルにはアシアナ航空の機体を多く目にしました。
座席はエコノミークラスですが、同じスターアライアンスに属するANAの上級会員(SFC)の資格を有しているため、アシアナ航空のラウンジに立ち寄ります。
軽く休憩。
ここで日本のニュースをチェックしたら、台風15号の影響で成田空港からの交通機関(成田エクスプレス、リムジンバスなど)が軒並みストップしているという情報が目に入ってきました。前日から台風15号が関東地方に上陸することは知っていましたが、帰国日の朝がピークで成田に着く夕方には影響ないだろうと楽観視していたら、どうもヤバそうです。
アシアナ航空106便(OZ106)で帰国の途へ
不安を抱えつつもここまで来たらどうしようもないので、搭乗ゲートへ。
帰国便のアシアナ航空106便(OZ106)の機材。
スターアライアンスの特別塗装機です。
機内へ。
エコノミークラスの機内食。
機内では成田空港の状況について特段のアナウンスもないまま、ほぼ定刻通りに到着。
成田空港で一夜
成田空港に降り立ちます。ドキドキ。
入国審査・税関を経て到着ロビーに出てきましたが、一目で「これはマズい」と悟りました。
到着ロビーは人で溢れ、いくつか列ができているのですが、それが何の列かも把握できないくらいカオスな状況です。
改めてネットで状況をチェックすると、成田エクスプレスや京成スカイライナー、リムジンバスなど都心に出るための交通機関は全滅で、運行再開の見込みが立っていません。高速道路も通行止めで、空港への車両の乗り入れも規制されたため、成田空港は完全に陸の孤島と化しました。
辛うじて京成成田から電車が動き出したという情報も入りましたが、空港から駅まで10km近くあり、仮に駅に着いたとしても大混雑に違いないので、到着ロビーに出てきて早々に「今晩は成田空港で一夜を過ごすしかない」と覚悟(?)を決めました。
既に空港内のコンビニ・売店から食料・飲料がなくなり始めているという情報も耳にしましたが、幸い自分のいる第1ターミナル南ウイングではまだ十分に在庫がありましたので、売り切れる前に食料と飲み物を調達。
皆さん諦めモードです。
ちなみに、この間の情報収集はほぼスマホでのネット(主にTwitter)経由です。ちょっとビックリしたのが、空港内でのアナウンスがほとんどなかったこと。空港運営会社・航空会社・鉄道会社など、関係者が多数いるのはわかるのですが、もう少しお互いに連携して、情報を流して欲しかったのが率直な感想です。特に1人で海外からやって来た外国人にとっては、状況の把握が困難だったと思われます。
日付が変わる頃、空港から水と寝袋が提供されました。
深夜3時過ぎですが、自分も含めて起きている人も結構います。
いや〜、本来ならこの時間は自宅のベッドで寝ているのですが…
スマホの電池切れが懸念されたのですが、幸い自分が荷物を置いた場所の近くに電源があり、そこに荷物を置いていた親切なポーランド人女性(→日本在住20年以上で日本語ペラペラ)に交代で使わせてもらいました。
ようやく夜が明けてきました。
テレビ局も取材に訪れています。
昨晩の段階で成田エクスプレス及びリムジンバスは翌朝の始発から運転再開見込みとあったものの、それぞれのネット予約は中止されていて、半信半疑でした。一方で、空港内の各販売所には長蛇の列ができており、今更そこに加わるのも躊躇しました。そうした中、朝5時過ぎに再度サイトを確認したところ、成田エクスプレス及びリムジンバス共にネット予約が再開しており、まだ空港内のカウンターがオープンする前にサクッとリムジンバスの方を予約しました(→空港内で並んでいた方すいません…)。
リムジンバスの乗り場へ移動。新宿方面の始発は7:15で、昨日成田空港に着いたのが午後6時過ぎでしたので、約13時間空港に滞在したことになります。
「本当に始発から運転再開するの?」と不安もありましたが、無事リムジンバスがやって来ました。
この後新宿から在来線に乗り換えて帰宅し、色々トラブルもありましたが、韓国ソウル旅行終了です。
【まとめ】
という訳で、5日目の仁川国際空港からの帰国と成田空港で一夜の記事でした。
シリーズ最終回ということで韓国ソウル旅行全体を総括すると、【はじめに】でも書いた通り、旅行手配直後から日韓関係が悪化して「嫌な思いをしないかな?」と心配しましたが、そうしたことは一切ありませんでした。現地でも日本人旅行者をたくさん見かけましたし、街中には日本語の案内もたくさんあり、とても旅行しやすい環境でした。加えて、英語も結構通じる印象で、韓国語やハングル文字がわからなくても支障ありませんでした。
惜しむらくは「自分のこれまでの旅行人生の中でワースト!」というくらい全日程お天気に恵まれなく、事前の計画からかなり修正を余儀なくされたので、近い将来再訪したいと考えています。
以上で全部で16回分記事にした韓国ソウル旅行シリーズはこれにて終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。
さて次の旅行先は既に決まっていて、12/12(木)〜16(月)の日程で、福岡を訪れます。福岡は仕事で訪れたことはあるものの、純粋な観光目的としては初めてで、時期的に冬のイルミネーションが各所で行われているので、それらを中心に回る予定です。あと、美味しいものもたくさんあるでしょうから、そちらも楽しみにしています。しばらくブログの更新は空くと思いますが、旅行から戻り次第記事を書いていくので、引き続きご覧いただければと思います。以上、kosuでした。
[地図]
1 仁川国際空港
2 成田空港
[関連リンク]
Visit Seoul – ソウル市観光公式サイト
仁川国際空港
アシアナ航空
成田国際空港
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