【はじめに】
kosuです。5月下旬に中国の上海へ行ってきました。中国語ができればもっと楽しめたと思う部分も多々ありますが、レトロとモダンが上手に調和し、特にキャッシュレス化は日本の遥か先を行っている印象です。この記事では、最終日5日目の上海浦東国際空港からの帰国の様子について書いていきます。リニアモーターカーを利用する共にANAの帰国便では実質アップグレード(?)されました。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: 上海虹橋国際空港へ
* 1日目: 外灘
* 1日目: 外灘(ライトアップ)
* 2日目: 東方明珠塔
* 2日目: 金茂大厦
* 2日目: 上海タワー
* 2日目: 上海ワールドフィナンシャルセンター
* 2日目: 浦東(ライトアップ)
* 3日目: 豫園
* 3日目: 新天地・淮海中路・衡山路・田子坊
* 3日目: 南京東路(ライトアップ)
* 4日目: 世博会博物館
* 4日目: 上海自然博物館・上海海洋水族館・中華芸術宮
* 4日目: 豫園(ライトアップ)
* 5日目: 大世界・静安寺・上海展覧中心など
* 5日目: 上海浦東国際空港から帰国[今回の記事]
【旅行日】
2018年5月23日 – 27日
【本編】
リニアモーターカー「MAGLEV」で浦東国際空港へ
上海旅行シリーズの最終回です。ホテルのある南京東路から上海浦東国際空港へ向かいます。空港へのアクセスの一つとしてリニアモーターカーがあり、せっかくなのでリニアモーターカーに乗ってみることにしました。
まずはリニアモーターカーが発着する「龍陽路」駅まで移動。地下鉄での移動も可能でしたが、荷物もあるためホテルからタクシーで向かいます。
行きの虹橋国際空港からの移動時には思いっきり遠回りされて、ぼったくられましたが(関連記事)、今回は問題ありませんでした。
「龍陽路」駅に到着。
チケットを購入。片道50元(750円)のところ、搭乗券を提示すれば40元(600円)になります。
プラットホームへ。
リニアモーターカーが入線してきました。
上海のリニアモーターカー「MAGLEV」は2004年に運行を開始し、竜陽路駅から浦東国際空港までの約30キロメートルを8分ほどで結びます。
近未来感溢れる外観ですね。
斜め正面からも。
車内はこんな感じで3-3の座席配列で、自由席。
触れ込みでは「世界最高時速431km」とありますが、時間帯によって異なるらしく、自分が乗った列車に関しては時速301kmがMaxでした。
「浦東国際機場」駅に到着。
上海浦東国際空港
行きは羽田から虹橋国際空港でしたが、帰りは浦東国際空港から成田へのフライトとなります。
上海浦東国際空港は上海市中心部から約30kmの浦東新区に位置する国際空港で、1999年に開業。
第1回の記事で書いた通り、特典航空券が取れたので往復共にANAを利用します。
ANA国際線では、パスポート情報、メールアドレス、座席指定を登録すると、出発時刻の24時間前に自動的にチェックインが完了し、預け荷物は「BAGGAGE DROP」で預けます。
国内線中心の虹橋国際空港に比べると、やはり浦東国際空港の方が大規模です。
出国手続へ。
出国審査通過後、ブラブラと。
パンダとか。
ANAと同じスターアライアンス・グループの中国国際航空(Air China)のラウンジが利用可能でしたので、立ち寄りました。
中はこんな感じ。
そろそろ出発ゲートへ向かいます。
出発ゲートに到着。
チラッとですがANAの機材も見えます。
搭乗開始。
ANA960便(NH960)で帰国〜プレミアムエコノミーにアップグレード!?
帰国便では嬉しい誤算がありました。当然身分相応に(?)エノコミーで予約していましたが、プレミアムエコノミーの座席があてがわれました。本来この便ではビジネスとエコノミーの2クラスのはずですが、機材繰りの関係で今回はプレミアムエコノミーの座席がある機材が使用され、ANAの上級会員(スーパーフライヤーズ)の資格を有していることもあり、幸運にもプレミアムエコノミーへと変更となりました。
前述の通り、ANA国際線ではパスポート情報などを事前に登録すると、出発時刻の24時間前に自動的にチェックインが完了し、完了通知のメールが届くのですが、「あれ、自分が指定した座席と違うぞ!?」と思ったら、こういうことだったのですね。
3-3-3のエコノミーに対して、プレミアムエコノミーの座席は2-3-2の配置です。
前後にも余裕があります。
これまでプレミアムエコノミーについては「何か中途半端で、だったらエコノミーでいいや」とややネガティブな印象がありましたが、今回のフライトで考えを改め、「ちょっとした贅沢としてたまに選択するのもありかな」と思うようになりました。
歌舞伎をテーマにした機内安全ビデオ。
機内食。特別機内食として事前に「低脂肪ミール(LFML)」を予約しました。
今回は機材繰りの関係での座席変更のため、座席以外のサービスはエコノミーと同様のものとなります。
約3時間とフライトで、成田空港に到着。
この後、家路について4泊5日の上海旅行は終了です。
【まとめ】
という訳で、最終日5日目の上海浦東国際空港からの帰国の記事でした。
シリーズ最終回ということで上海旅行全体を総括すると、【はじめに】でも書いた通り、レトロとモダンが上手に調和し、旅行写真を撮る観点では行く価値のある都市だと実感しました。また、「支付宝(アリペイ)」や「微信支付(WechatPay)」をはじめとするモバイル決済の普及度合いは日本よりも遥かに先行している印象です。
一方で、ホテルのフロントなど一部を除き、レストランや観光施設をはじめ街中では英語は思っていた以上に通じませんでしたねぇ〜。以前訪れた台北では、駅の改札やカジュアルなカフェなど、あらゆる場面でほぼ英語オンリーで意思疎通ができましたので、そこまではいかなくてもそれに近いものを期待していましたが、今思えば台北がむしろ異常(?)だったかもしれません。まあ、漢字を用いる日本人なので何となく書いてある意味は類推できますので、欧米の方に比べると恵まれている状況かとは思いますが。
あと、ネットに関して付け加えると、中国ではアクセスできないサイト、とりわけGmaiやGoogle Maps等のGoogle関連のサイトにアクセスできないと非常に不便なため、事前にVPNを用意しました。情報収集して評判のよさそうなInterlink社の「セカイVPN」を選び、実際旅行中接続等は良好でした。
以上で全部で16回分記事にした上海シリーズはこれにて終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。
さて次の旅行先は既に決まっていて、9/5(木)〜9(月)の日程で、韓国のソウルを訪れます。何気に人生初の韓国で、「そろそろ行ってみようか」と思い首都のソウルに行ってみることにしました。旅行手配直後に日韓関係が悪化して、心配な部分もありますが、むしろ今の状況の中で日本人の自分が韓国を訪れて従来通り問題なく楽しめるのか否かを確かめるいい機会と捉えています。しばらくブログの更新は空くと思いますが、旅行から戻り次第記事を書いていくので、引き続きご覧いただければと思います。以上、kosuでした。
[地図]
1.竜陽路駅
2.上海浦東国際空港
[関連リンク]
上海館-上海市文化観光局オフィシャルホームページ
上海旅行情報ガイド「上海ナビ」
上海浦東国際空港
ANA
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