【はじめに】
kosuです。6月下旬に2年ぶりにシンガポールに行ってきました。今回は定番スポットに加えて、今まで訪れたことのない場所にも足を延ばしました。シンガポールには以前1年半ほど住んだことがあり、こうして再訪すると新しい発見がありますね。この記事では、2日目のティオン・バル/アウトラム・パーク/タンジョン・パガーについて書いていきます。
【訪れた場所(記事のシリーズ)】
* 1日目: スクート (Scoot) でシンガポールへ
* 1日目: ドンムアン空港
* 2日目: ラッフルズ・マリーナ
* 2日目: チャイニーズ・ガーデン
* 2日目: ティオン・バル/アウトラム・パーク/タンジョン・パガー[今回の記事]
* 2日目: オーチャード・ロード Part1
* 2日目: オーチャード・ロード Part2
* 3日目: セントーサ島 (マダム・タッソー/マーライオン等)
* 3日目: セントーサ島 (パラワンビーチ)
* 3日目: セントーサ島 (ケーブルカー)/ヘンダーソン・ウェーブ
* 3日目: チャイナタウン
* 4日目: カトン地区/エスプラネード
* 4日目: マリーナ・ベイ・サンズ/ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
* 4日目: マリーナ・バラージ Part1
* 4日目: マリーナ・バラージ Part2/ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
* 4日目: マリーナ・ベイ・サンズ等
* 5日目: library@orchard 等
* 5日目: リトル・インディア
* 5日目: ブギス地区
* 5日目: シティ・ホール/マリーナ地区 & 帰国
【旅行日】
2018年6月23日-27日
【本編】
前回の続きで、チャイニーズ・ガーデン (Chinese Garden) からMRT東西線 (East West Line) で東に移動し、近年注目度が上がっている、ティオン・バル (Tiong Bahru) 、アウトラム・パーク(Outram Park) 、タンジョン・パガー (Tanjong Pagar) の3つ駅の周辺を散策していきます。
ティオン・バル (Tiong Bahru)
まずはティオン・バル (Tiong Bahru) から。
駅前のTiong Bahru Road沿いは、典型的なシンガポール郊外の住宅地の風景が広がります。
10分くらい歩くとお洒落な雰囲気のお店が建ち並ぶエリアに出くわします。
特にYong Siak Streetにはアートな雰囲気のお店が集中していて、例えば、
独立系書店で書籍も出版している “BooksActually” (→注:スペルミスではなく、こういう綴り)。
個性的な書店として、もう一つ “Woods in the Books” 。
オープンスペースが素敵な “Plain Vanilla Bakery” 。
Yong Siak Street以外にもお洒落な感じのお店がたくさんあり、この “Tiong Bahru Bakery” はガイドブックなどにもよく登場します。
その一方で、路地裏には素朴な風景も広がります。
またウォールアートも見かけました。
“Tiong Bahru Market” にやって来ました。
1階は市場(ウェットマーケット)で、2階はフードコートになっています。ちょうどお昼時なので、ここでお昼にします。
“Tiong Bahru Fried Kway Teow” というストールで、
お店の名前にもなっている “Fried Kway Teow” をいただきました(というより、シンプルにメニューはこれ一種類のみ)。
行きのフライトで『10日暮らし、特濃シンガポール』(森井ユカ著) を読み、そこで紹介されていてこともあり、ここにしてみました。
アウトラム・パーク (Outram Park)
ここからはアウトラム・パーク (Outram Park) 周辺です。
アウトラム・パーク (Outram Park) はMRTの東西線 (East West Line) と北東線 (North East Line) が交わる駅として利便性が高い反面、駅周辺にこれといったスポットはなく、両隣りのティオン・バル (Tiong Bahru) とタンジョン・パガー (Tanjong Pagar) に比べるとちょっと地味かな〜という印象です。
そんな中プラナカンの世界に興味があれば、 “NUS Baba House” などは見学してもいいかもですね(要事前予約)。
またそこからすぐ近くのEverton Road周辺には、お洒落なお店やウォールアートが広がります。
ピナクル@ダクストン (The Pinnacle@Duxton)
アウトラム・パーク(Outram Park) とタンジョン・パガー (Tanjong Pagar) の中間くらいに、「ピナクル@ダクストン (The Pinnacle@Duxton) 」というHDBがあります。
HDBはシンガポール政府が供給する公営住宅で、国民の8割以上はHDBに入居しています。公営住宅の性質上地味な外観のものが大半ですが、近年はデザインに凝ったHDBも出てきており、その代表格が2009年竣工の「ピナクル@ダクストン (The Pinnacle@Duxton) 」。しかも最上階50階のスカイ・ブリッジは入居者以外にも開放されており(入場料S$5)、せっかくなので訪れてみることにしました。
ちょっとお天気が残念ですが、以下スカイ・ブリッジでのカットです。
タンジョン・パガー (Tanjong Pagar)
「ピナクル@ダクストン (The Pinnacle@Duxton) 」を後にして、タンジョン・パガー (Tanjong Pagar) 周辺を散策します。
駅の北西側Keong Saik Road・Craig Road沿いは、チャイナタウン (Chinatown) からもほど近く、プラナカン建築のショップハウスやウォールアートが建ち並びます。
ここは以前「東亜餐館 (Tong Ah Eating House) 」というレストランがあった建物で(レストラン自体は現在近くの別の場所に移転)、付近のランドマーク的な存在となっており、ガイドブック等でもしばしば見かけます。
遠く見える黄緑のビルは、チャイナタウン (Chinatown) にある “People’s Park Complex” 。
プラナカン建築のショップハウスといえば、シンガポール東部のカトン地区が有名ですが、この辺りも中々かと。
Tanjong Pager Road沿いも素敵です。
タンジョン・パガー (Tanjong Pagar) の駅近くにやって来ました。
近年タンジョン・パガー (Tanjong Pagar) 周辺でのホテル開業も相次ぎ、左側は2016年開業の “Oasia Hotel Downtown” で、右側は2013年開業の “Carlton City Hotel Singapore” 。
ちなみに “Carlton City Hotel Singapore” については、高城剛氏が著書『NEXTRAVELER vol.06シンガポール』の中で「シンガポールに長期滞在するならこのホテルにする」と述べていました。
そしてこちらは2016年開業の複合商業施設の “Tanjong Pagar Centre” 。
タンジョン・パガー (Tanjong Pagar) の駅に直結する高さ290メートルのこの建物は、現在シンガポールで一番高い建物だそうです。
地下にある “Yolé” というお店で少し休憩。
フローズン・ヨーグルトを食べて、次の目的地、オーチャードへ向かいます。
【まとめ】
という訳で、2日目のティオン・バル/アウトラム・パーク/タンジョン・パガーの記事でした。
今回回ったティオン・バル (Tiong Bahru) からタンジョン・パガー (Tanjong Pagar) にかけては、近年新しいお店やホテルのオープンがオープンするなど、近年シンガポールで注目を集めているエリアです。東京でいえば中目黒、ニューヨークでいえばブルックリンと似たような雰囲気を自分は感じましたので、そうしたエリアに興味がある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
次の記事では、2日目のオーチャード・ロードについて書いていきます。以上、kosuでした。
[地図]
1 BooksActually
2 Tiong Bahru Bakery
3 Tiong Bahru Market
4 NUS Baba House
5 The Pinnacle@Duxton
6 Carlton City Hotel Singapore
7 Tanjong Pagar Centre
[関連リンク]
Visit Singapore
Tiong Bahru Market(英語)
The Pinnacle@Duxton(英語)
Tanjong Pagar Centre(英語)
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